ほんとに当店ブログを参照頂いて光栄です
また当店低音ホーンを作成されたお客様が
いらっしゃいました。
20cmタイプで
ユニットはパイオニアPE20ですので
約50%サイズですが確かに同じ形です

非常にきれいに接合部止まってます

ユニットも絞りがちゃんとついてますが、
個人的には上につなぐユニットにもよりますが
もう少し絞りを横詰めた方が、音圧が上がりそうです。

マグネット固定もちゃんと行ってます。
これは中々行けそうです!
聞かせていただきました。
高音は弱くなってます。
ホーンかなり小さいので限界最低周波数は200Hz位かと思いましたが、
意外とそうでもないようです。
フロントホーンのストレートなので、音の直進性がかなり良く
やはりホーンの理論通りで
コニカル型ストレートホーンは、カットオフの乱れと
最低周波数だら下がりなので、感想として
約90Hz位はカバーされていました。
今後課題でホーンが約60度開き位なので
最後のフレアーの延長で90度以上の開き角の延長と
板接合部の補強がほしいようです。
ホーン内部も塗装しますと
音のスベリ良くなりますので、それも今後の課題です。
当店にあったツイーター追加しました。
中々GOODサウンドです。
音も少しウエットですが、飛びは抜群でした

みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
さて前回のブログでは、YAMAHAのGT2000に搭載されているYSA-2というピュアストレートアームの軸受けに関して、小改造のテスト直前まで話したところ、軸受けのボールベアリング球を紛失してしまい、現在専門の問屋へ発注したところまで話しました。

ベアリング球が届くまでアナログ再生はお預けという事でしたが、やはり我慢ができなくなり、どうにかアナログを再生できないかと考えたのです。
そういえば押入れの中に、生前母が使用していた古いSONNYのプレーヤーがーある事を思い出しました。
早速引っ張り出してみると、いかにも安っぽい作りのへなちょこプレーヤーが出てきました。
昔のシステムコンポに付いてきそうなその安っぽいプレーヤーですが、駆動系は当時の主流であったダイレクトドライブではなく、当時安物のイメージが強かったベルトドライブのプレーヤーです。
これは使えるかもしれないと思い、早速再生できるように準備を始めてみました。
見ればカートリッジも付属しています。
オーディオテクニカのMMタイプのカートリッジです。

しかしうちのプリアンプのフォノ回路は、音質優先のためMC専用のフォノ回路のため、MM型のカートリッジは使用できません。
GT2000についているYAS-2のアームに取り付けられたシェルターのカートリッジを外すのもちょっと面倒ですし、他に何かないかとジャンク箱を物色していたらシェルターの入っていた箱が出てきました。
中を開けてみると、以前メインに使用していたYAMAHAのMC100というカートリッジが入っていました。
当時YAMAHAのカートリッジは繊細な音のものが多かったのですが、美しい音色とレンジ感や繊細さは魅力でも、どことなくパンチ力や切れ味が弱く感じられたのですが、このMC100は他のモデルと違いメタルボディーを採用し、テーパー状のベリリウムカンチレバーの織り成す音は、その切れ味の鋭さやパンチ力も備わり、非常に分解能も高いコストパフォーマンスに優れたカートリッジでした。
発売間もない頃に手に入れたのですが、あまりにも素晴らしい音のよさにつられ、頻繁に聞いていたものです。
そのような事もあって、いい加減音質も切れ味やレンジ感、そして繊細さも新品の頃に比べれば落ちてきたので、そろそろ針交換だと思い針交換を頼んだところ在庫なしとの答えでした。
その頃YAMAHAはアナログからは撤退してしまったので、意外と短命なモデルです。
とても残念に思い次のリファレンス用にシェルターを手に入れたのです。
本来ならMC100のように空芯コイルのカートリッジが欲しかったのですが、その頃選択肢は少なくなってしまい、色付けの少ない音色のカートリッジというのもなかなか見つけ難いものでした。
今までいろいろなカートリッジを所有してきましたが、どうしても重針圧系の極太の音は好きではなく、繊細さと広い音場感やレンジ感を感じさせ、切れ味鋭くスピード感が伴い、高い分解能を有するカートリッジというのもそれほど多くありません。
オーディオテクニカのAT33系などはコストパフォーマンスは悪くはないのですが、独特の煌びやかな音色もあり、DENONの103系も安価に手に入れられるものの、安定した再生は可能ですがレンジも狭く分解能も高くないため、これらも以前所有していたので却下です。
そこで当時手に入れられるものとしてシェルターを購入したのですが、上級機ならMC100を凌駕する一面を感じるものの価格は卒倒してしまうほど高額です。
そこで下のモデルを手に入れたのですけど、音の質感やパンチ力もあり、変な癖を感じさせないカートリッジです。
さて余談はさておき、出てきたMC100を見てびっくり仰天です。

シェルターに付け替えた時、もう聞く事もないかも知れないと思いそのまま仕舞い込んでいたのでしょう。
見たら当時の汚れそのままに、まるで海底から引き上げられた沈没船のような状況です。
頻繁にスタイラスクリーナーで清掃していたつもりでしたが、とてもじゃないですがかなりひどい有様です。
とりあえず掃除をすることにしました。
といっても微小な針先の清掃ですから、慎重かつ繊細な作業になります。
そこで以前精密作業用に購入していた実体顕微鏡を使用する事にしました。

さすがに顕微鏡で見ると針先がよく見えます。
自慢のベリリウムテーパーカンチレバーは、様々な付着物で引き上げられた沈没船のよににボコボコな表面です。
周囲も汚れがびっちり付着しています。
そこでアルコールとブラシを使い、慎重に汚れを浮かしながら落としていきます。
しかしそれでも落ちにくい固着物は、クラフトナイフの先端を使い落としました。
しつこくクリーニングを繰り返してみたら、テーパー状のベリリウムカンチレバーも見事な姿を現し、針先も鋭角に尖り輝いています。
昔は実体顕微鏡など持っていませんので、単純に針先が磨耗しているものだと考えていましたが、たぶん音質劣化の要因の大半は、このように固着して積重ねられてきた付着物が、結果として音を悪くしていたのかもしれません。
でも問題はきちんと音が出るかですね。
クリーニングも終わったので、へなちょこプレーヤーに付いていたテクニカのMMカートリッジを外し、MC100をへっとシェルへ装着しました。

見事にベリリウムのテーパー状のカンチレバーも蘇り、付着物に埋もれ先端だけ顔を覗かせていた鋭角に加工されたダイアモンドの針先も輝いています。
そしてきゃしゃなS字アームにセットしてターンテーブルを回してみました。

・・・・・
ストロボライトが・・・・
どうも回転がえらく遅いようです。
昔も回転が安定するまでは少し時間がかかったと思い様子を見てみましたが、やはりめちゃくちゃ回転が遅いです。
ためしの45回転に切り替えて見ると、それでも33回転の適正よりはるかに遅いのです。
速度調整用のボリュームが付いていますのでMAXにしてみましたが、それでも33回転の適性には到達できません。
仕方なくプレーヤーの裏板を外し、プレーヤー内部を覗いてみてみても原因がわかりません。
速度調整用のボリュームの基盤を外してみたところ、そこの調整用の部品が付いていたのでいじってみたところ、どうにか45回転に設定すれば、33回転の適正に調整可能になりました。
しかしなかなか回転が安定しないですね。
でもしばらくすると、とりあえず聞けるようになったのでレコードをかけてみました。

MC100は蘇りました。
へなちょこターンテーブルにへっぽこアーム、セッティングもいい加減ですが、やはりMC100の音です。
幸いベルトドライブのため、これだけへなちょこでも安物DDプレーヤーのような音の濁りを感じさせません。
そういってもレンジ感は狭く、音の透明感も不足して、スピードも切れ味もないへなちょこプレーヤーですが、聞くに耐えないような音はしません。
なんかこのおんぼろプレーヤーを改造したくなりましたね。
回転系さえ安定すればこのターンテーブルは十分使えそうですし、アームも大幅改造を施せば面白いかもしれません。
なんて妄想描いているより、MC100はもしかしてまだまだ現役続行できそうです。
GT2000のYSA-2が復活したら、一度付け替えてもう一度あの音を聞きたくなりましたね。

みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
さて前回のブログでは、YAMAHAのGT2000に搭載されているYSA-2というピュアストレートアームの軸受けに関して、オイル汚れによる軸受けの動きの制限が音に影響する話をしました。
そうしたところ、YSA-2のユーザー様から簡単なご質問があり、軸受けベース部分付近に見られるひび割れに関してのお話でした。
はじめ表面上の塗膜についてと勘違いしてしまいましたが、そんな事ならコメントなどすることもないはずで、以前から気になっていたひび割れについてもこれから改善しなければとずーっと考えてもいたのです。
そのようなわけで、実はGT2000系の純正アームを分解した事がある方ならご存知のように、意外とコストダウンの為、音質的に悪影響を及ぼしそうな点もいくつか上げられます。
もちろんすべてがコストダウンというわけではなく、それなりに音質的な評価基準をクリアーする為のアイデアも取り入れているのでしょうし、何が何でもよくないというのではありません。
そこで今回は、以前から手を付けずにいた懸案事項についてお話したいと思います。
そんなわけでまたまたアーム部分を分解しました。

とりあえず今回はアームの方はそのまま手を付けませんが、軸受け部分を中心にベース部分まで分解します。

GT2000シリーズ共通のアームの取り付けベース部分です。
アルミ合金の鋳物製で、裏を見るとこんな感じです。
こんな姿を見れば、剛性マニアの方ならアレルギーを起こすほどの肉抜き構造になりますので、やれ砲金だ!アルミ無垢材の削りだしだ!と気が動く部分です。
確かに音質的にはベストになりにくい構造なのは確かでしょう。
さてアーム軸受け部分を分解してみます。

ここはさすがにひどいつくりですね。
本来なら取り付けガイド用にプラスチックのスペーサーもありましたが、とうの昔にそんなもの捨ててしまいました。
しかもGT2000のアームに共通する高さ調整時にアームベースがすとんと下へ落ちる事を考慮して、スプリングとプラ板のガイドも付いていましたが、どう考えても共振バリバリ出すものなので、すべて削除してあります。
実はこれだけでも音がすっきりと澄んで、不透明な濁りを感じる音質が消え、レコードに刻まれている微細な音が聞こえてくるようになります。
ただしこんなことすれば中古品としての価値はなくなりますので、転売を常に考えている方は手を付けないでください。
ただしこのアームを使い倒すという意気込みのある方は、いちど試されてみるとよくわかります。
しかし二度と同じように戻せなくなる可能性があるので、誰にでもお勧めするわけにはいかないのですけどね。
さてこの軸受け部分の裏側ですが、ご覧のように空洞です。

ここの軸受けベース部分の材質に関しては正確には不明ですが、アルミ合金の類なのは確かなようです。
しかも音質的に固有の共振を抑える為なのでしょうけど、結晶の結合もあまり強くないようで、それにより内部損失を増やして共振を逃がしているのでしょう。
どうしても万人向けの使い勝手を考えれば致し方ない選択で、本来ならここは一番力を入れたい部分です。
しかもプレーヤー本体には内部に大きな空洞を持つ構造のGT2000ですが、アームベース部の大きな開口部にじかに向き合う為、内部の空気の共振などの影響ももろに受けてしまいそうです。
そこで材質的に共振を逃がすようにしたのかもしれませんね。
でもこの軸受け部分を爪で叩いてみると、まるでプラスチックのようなカツカツとした軽い音が響きますので、ちょっと考えてしまう部分です。
もちろん高剛性にすればいいというものでもなく、材質固有の共振モードの音がもろに出てしまいますので、そこも難しいところです。
またこの音を制振しようと共振をダンプしてしまえば、ノイズリダクションのように静かにはなるけれど、おいしい音の部分まで一緒に消えてしまう事がほとんどですので、これもまた難しいところです。
重くて硬い重量物の場合、不要な振動の発生は抑える方向性にはなるのですが、固有の共振モードが低い周波数に移行するだけで、結果としてカチッとした音で静かになったと喜んでも、暗く沈んだ音色になる事も多いのです。
さてこの軸受けの空洞部分何とかいじれないかとジャンク箱を覗いていたら、バイク用に使用していたアルミの肉厚のあるスペーサーが出てきました。
これを空洞内に入れ、長いねじで軸受け部分と一緒に固定して、どれだけ音が変化するか実験です。

さてベースも取り付けて、軸受けのベアリングを取り付けて・・・・・
やぁ!!やってしまった!!!
ピンセットで摘んだボールベアリング球のひとつがどこかへ消え去りました。
YSA-2の命といえる鋼球・・・・
とりあえず速攻で問屋に発注しました。
どうせそろそろ代えようと思っていましたので、少し多めに仕入れる事にしました。
という事で、音質評価はまた次回という事で。
本日は前々からやってみたい事で
ゴトウユニットS175ホーンのスロートに手を入れてみました。

小さいホーンはスロート部とホーン部が分離してないので
内面はそこそこ綺麗ですが、
大型ホーンは分離型なので、意外とスロート内面がザラザラしてます。
ウッドホーンのメーカーさんの
タテマツ音工社はスロート部は金属製ですが、
内面が爪が引っかからない位にツルツルに研磨されてます。
過去にもホーン喉元部分を磨いて見た事ありますが、
かなりの好結果でした。
ホーンを組んだままなので、仕方なく指届く範囲まで
紙やすりと研磨剤で磨きました。
結果としてスロート入り口からせいぜい5cm位でしょうか?
最後に空気スベリ良くするために
カーワックス塗布で出来上がり。

前から見ますとほとんど解りませんが少し塗装がアルミ色になってます。
SG505TTは、200-1000Hzですので、それほど高い音は
入れませんが、ドライバーには、イコライザーがついてますので、
波長の関係で、音道の距離差は必要な部分ですので、
かなり効き目はあるはずです。
本当なら分解して全部磨くともっと良いのでしょうが、
一旦ここでストップ。
幾分ではありますが、音がするーと出てくるような気がします。
(自分でやったので、効果を大きく評価したいところありますが)
当店のスピーカーについて
前の絞りに尽きましてアップいたしましたが、
もう一つ大事な事があります。
スピーカーユニットのマグネットの固定です。
各ユーザー様は、スピーカーのボックスについては、
相当の補強や板厚等でうまくボックスの共振に努力なさっているかと思いますが、
もっと大事な点がスピーカーユニットの一番重たい箇所の
マグネットのロックが全くなさっておられないようです。

いかような方法が良いかは別として、
当店のユニットはマグネットの部分の板と、バッフル板とを
ボルトでサンドしてます。
これで音圧が約2-3dB変る事すらあります。

こちらは4本ボルトで締めてます。
ただしこの方法は、要注意でボルト締めすぎますと、
ユニットのフレーム部の変形を起こすほど締めると
ボイスタッッチしますので、ほどほどの締め圧で止めてください。
スピーカーユニットの構造をよく眺めますと、
ドライバーユニットは別としても、
コーンユニットはマグネット部持った方が安定しますし、
磁石が絶対に静止しているからコーンが動いたことになるわけです。
コーンが動いた内の1%でもマグネットがバックしていたら問題ありです。
じつはこの手法は製品でも取り扱っていたメーカーございます。

昔のジェンセンの4181や
ラウザーのpm4などは
その巨大なマグネットがフラフラではまずいので、
箱内の棚板でロックしてます。
バッフルの止めネジはあくまで、ユニットの中心がずれないだけの為の物です。
過去に他にも
ボストンアコーステック社のリンフィールドも
当店と同じように箱内に仕切り板が有り
そこに極太のボルトで磁石部を締め上げてました。
また、以外とご存知ないのが、
マグネットの固定する場合はとくにですが、
ユニットはバッフル板の前から止めるのでなく後ろから止めるのが正しいです。
(フレーム構造上不可の形状もございますが・・・)
想像ですが、前記ブログに記載の様に
後面の空気圧より、前面の空気圧が高くかけやすいからかも知れません。
現実に同板の前止めと、後止めでは、圧倒的に後止めの方が
スピーカー音色がアッサリしております。
お試しに、後から手の入るスピーカー構造の装置の方は是非
ユニットマグネットを手で後押してみてください。
音色変わりますよ!