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オーディオ専門店エレックスブログ

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Author:オーディオエレックス
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冬季休業のお知らせ

12月31-1月4日の間
冬季休業です

来年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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低音ホーンミニチュア

昨日は材料吟味で中断したのですが
一旦模型作って見ました。

HON10.jpg

HORN11.jpg

1/10スケールです。
やはり案の定ですが
斜めの寸法は実物作らないとあいまいになりますので、注意です。

低音ホーン材料

本日は定休日です。
ホームセンターにホーンフレアー用の材料を吟味に・・・

いまいちピンと来ません。
前回ウッドホーンに使った、唐松合板12mmが一番よさそうなのですが、
1枚1450円ジョイフル本田価格です。
フレアー1ペアで安全みて9枚必要かと思われます。
どうしても最小寸法取り出すために
板材はゴミとなる、無駄部分が相当出てしまいます。

しかし一旦フレアー部作らないと設置位置すら決定出来ないので、
なんとか最終図面起こしたく思っております次第です。

寸法さえ出してしまえば、鉄工所に金属でオーダーする方法も検討中です。

とりあえず模型を作って見て再検討したいと思います。

低音ホーンの設計中

店試聴機の低音ホーンの形が決定できなくて、
足踏みしてます。

少し店内広くなりつつなので
このチャンスに設置かけたいのですが、

horn.jpg


前回の図面ではフレアー部が片方正面向きで片方が斜めで書きあげたのですが、
指向性と、最後の開き角度が90度くらいにしたい所。

またホーン開口部を顔正面に向けるには
左右対称型の方が都合が良いです。

ただし板材が多めに必要となります為検討中です。

HRON1.jpg

ルックス的にはよいのですが、
90度角あて部が少なくなりますので、
切り口カットが斜めとなり角強度を出しにくい面が不利です、

総合面で上記スタイルの方が採用となりそうです

変り種のCDプレーヤー

本日は、記事の少ないCDプレーヤーにて御紹介いたします。

用語もすでにご存知の方も多いでしょうから、簡単な説明にて

PD-T05.jpg

パイオニア(PIONEER)PD-T05
文字クリックで詳細見れます。

こちらはパイオニア独自のターンテーブルメカでCDの光っている面を上に使います。
ターンテーブルにより、盤の回転安定がメリットですが、
間違って半対面に入れてしまいそうな事が少々短所です。

また他メリットに読み取りのレンズが下向きなので長時間の使用でも
ホコリが乗っかりにくいです。


SONY)CDP-XE900.jpg

ソニー(SONY)CDP-XE900
文字クリックで詳細見れます。

ソニーならではの、光学系固定方式メカニズム
要するにレンズが移動しないメカをつかってます。

ピックアップのレンズは、上下のみ可動し全く移動しません。
その代わりにCD盤が回転しながら移動します。

片方がリジットなので読み取りのための制御部がCD盤のセンタースピンドルのみに
集中させてます。
ある意味では非常に利にかなってます。


tl0.jpg

CEC TL0X ベルトドライブCDトランスポート 
文字クリックで詳細見れます。

CEC社は元々アナログプレーヤーを沢山作ってきておりました。
その技術の残存でしょうか?ここのメーカー以外は、ベルトドライブというのはなさそうです。


写真用意できませんでしたが、
ティアックのVRDSメカも面白い構造です。
ターンテーブルがパイオニア社と逆で上についております。


CDプレーヤーのメカニズムの開発は、
アナログレコードと同じくピックアップに正確に信号捕らえさせることです。

光で非接触なので、アナログレコード所ではない正確なトレース必要です。

振動や回転制度等の神経質さはかなりの物です。

実際はCD盤の音楽信号記録の30-40%は読みもらししているそうです。
1000粒の米の30%落としても確かに気が付かないかもしれませんが、
10秒中3秒消えてるとなると、大変な事です。

この読みもらしをエラー補正で、次音を読み込んでますが、
この補正を減らすと、CD音がとてつもなくクリアーに聞こえます。

そのために、安定の高いメカが必要となります。

お試しに、CDプレーヤーをアナログプレーヤーと同様に振動対策してみてください。
結構音色が変化いたします。

店のデモ機ウーファー交換

本日は中々よいユニットが入荷しました。

010884_0.jpg

マクソニック(MAXONIC)L401A<38ウーファー>
文字クリックで詳細見られます

これは是非聴いてみたい衝動が走ります。

ニセのゴトウユニットシステムのウーファーは
とんでも無い物を4560ボックスに入れてましたので、
早速交換。

mise50.jpg
mise51.jpg

ウーン頭斜め45度です。

ウーファーの能率が高くなったので、よしよしのはずが・・・・・・

結果は、低音に音入るとバフバフ感がどうしてもつきまとうのです。

上3ユニットも音量アップさせてみました。
なんとかホーンぽいサラーが出てきましたが、やはり物足りないです。

約30分でウーファーの音色が変ってきました。
エージングの事を忘れておりました。

上ユニットの音圧再調整で
やっと全体域がサラー音と変って来ました。

当座このままエージング最低2日かけて再調整してみます。

低音が出ないときは止まっててほしいですが、出るときのみゴーと出てくれます。
まあ成功でしょう。

真空管アンプ簡単OH

真空管アンプユーザーの方

たまに片方の音小さい?かなって事や
ノイズがバサバサする時あると思います。

修理に出す前に簡単チェック

amp1.jpg

マイケルソン&オースチン(MICHAELSON&AUSTIN)TVA-1<球パワー>
文字クリックで見れます。

とりあえずは、壊れて良いようなスピーカーに結線して
再度電源投入で症状を再発させてみます。

真空管は熱いですから手袋などして、球を揺らしてみます。
この時に症状悪化や低下したら、
真空管ソケットが接点不良です。

スピーカーターミナルやピンターミナルは意外とクリーニングしますが、
ソケットは意外と行いませんので、
一気に全部磨いてあげます。

電源抜いた後はコンデンサーに電気溜まってますので数分放置します。

1本づつまたは、挿してある位置を忘れないように球はずします。
MT管はかまいませんが、
はかま付きは、ガラス部は極力触らないではずしてください。

ANP2.jpg

少し先端をカッターで細くした爪楊枝に接点復活材(ホームセンターでも手に入ると思います)
つけて1箇所づつ
AMP3.jpg

コリコリと回します。
多分先端が真っ黒になるはずです。

1ソケットごと位のペースで、爪楊枝とりかえるか、カッターで黒いのを取って次ソケットに行きます。

AMP4.jpg

今度は球の足を、接点復活材塗りこんだタオル等で磨きます。

両方綺麗になったら挿して見ます。

この時ユルユル感あったらソケット側を、精密ドライバーの-の極細で、
内部金属が硬く締まるように少しつぶしておきます。

全部挿し終わったら、もう一度球をグスグスと揺らしておきます。

電源入れて確認してみてください。

直っていたら、音圧も上がり、クリーンな音色になっているはずです。

使用頻度によりますが、約1-2年に1度くらい行うと良いかと思います。

オーディオの材質選び

オーディオ機器にはさまざまな材質が使われてますが、
<音速>という事ご存知でしょうか?

まずスピーカーのボックスに、材木(ほとんどが合板かパーチクルボードかMDFです)

ユニット購入したら、ホームセンターにそれ急げで、
ベニア板買って来てしまいます。

なぜなら材木使うことに疑問が無いからです。

確かに米松合板やシナ合板は、鳴きが良いと私も思いますが、
それを利用するのがテーマなら合格ですが、

鳴きを止めたい考えの場合は違ってます。

ONSOKU.jpg

この表の様に
音速の早い4000m/s以上の材木ありますが、
あくまで無垢材であることと、木目方向に平行の音速です。

つまり合板やパーチクルボードは木目が縦横ないので
表数値の25-50%はダウンします。

音速早いと何が良いのか?

それはスピーカーユニットの振動エネルギーが100%振動板に放射エネルギーとなれば問題なしですが、
フレームやマグネットに振動が残ります。

その振動はボックスに当然乗り移ります。

さあここからが音速の問題です。

この振動は、スピーカーの音色に利用するならそれでよいのですが、
それが床や壁、さらに発展して、プレーヤーに入ったり、
最悪は元の振動板に返します。

これでは何の為に振動板が、音作ったのか意味なくなります。

そこで音速が早いほど、その部材は自分の振動を他者に伝えずに空中放射してくれるのです。

ということで金属やプラスチックのボックスが最近増えた理由かも知れません。

では木材以外の材料見てみましょう。

候補者は
アルミ<5200>
ベリリウム<8400>
ガラス<5000-6000>
花崗岩<6000>
水晶<5400-6200>
となります。

非磁性体で、加工性よく、安定供給性、安価、安全性で取ると
アルミはよさそうです。

ですのでメタルコーンスピーカーは圧倒的にアルミ製が多いわけです。

ツイーターダイヤフラムにベリリウムを使うのは、
この音速の速さを利用しているのですが、
硬くもろいのと、毒性のため小型で少量ですむ為です。

この音速は実は、レコードプレーヤーやCDプレーヤーやアンプにもいえます。

トーンアームやターンテーブルは、なんとなくスピーカー同じですので解り易いですが、

アンプ等電気通る部分もコードやトランジスタ、抵抗、コンデンサー、トランス等も
強い瞬間電気通すとブルブル振動します。
これが他の電子パーツに乗り移らないような対策も効果あります。
アンプ類のパネル等は無意味にアルミ製な訳ではないのです。

この音速表は、スピーカーやアンプのベース材にも有効ですので、
とりあえず、インシュレーターのみでも多種素材で実験してみてください。

簡単スピーカーチューンアップ

最近またウッドホーンの方を良く聴くようになってきました。

せっかくならで、簡単なチューンアップしました。

100円ショップにて油ネンド買ってきて、

mise40.jpg

ホーンのど元に接合する部分をパッキングします。

どうしてもユニットのガスケットは4分割なので接合部分に隙間あります。

そこから音がフロントホーンやバックロードホーンなどは、音の気密が重要ですので、結構な効果でます。

mise41.jpg

ついでにマグネット部分もしっかりとロックさせると、更に音が前に出てくれます。

方法はいろいろあるのですが、
てっとり早いのが写真のようにユニットサンドイッチしてしまいます。

これだけで約2dBくらい音圧あがりますよ。

歴史の遺産的な蓄音機

本日はオーディオの元祖である蓄音機御紹介いたします。

蓄音機は78回転で高速回転するので、一般的にspレコードとよばれてますが、再生時間が短いのと、モノラルになるわけですが、実は意外と音楽などの情報量が多いのが魅力です。

この秘密はダイレクトカッティングだからです。

再生のために電気を通さない音は、ある意味一般的なオーディオよりシンプルで、固有のキャラクターが付きにくい面で見ると理想な部分あります。

naka12.jpg
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イギリスEMGのオーバーサイズホーンという珍品中の珍品です。

モーターのみ電動で、ガラードの初期ユニットです。

サウンドボックスもアーム部もチョット見かけないモデルです。

今回サボテン針(ソーン針)にて試聴させていただきました。

隣の部屋からなら、人の気配まで再生されます。

naka11.jpg

この部屋はちょっとしたホールの設計で、EMGえお使うためにわざわざ作ったので、これも装置の一つなのです。


また他にオーディオ機器もございますが、これまた絶版品です、

テレフンケンのモニタースピーカーで1品特注物です。

NAKA1.jpg
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金網ネットで上が大きくなっており、下の方に後ろからパワーアンプが入れるラックになってます。

過去にいろいろ見ましたがテレフンケンのこの形状は1品物だけにお初です。

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プリ以外は全部真空管です。

NAKA7.jpg
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これも絶版品のテレフンケンのフィールドユニットです。

平面バッフルが一番良かったそうです。


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レコードも大量ですが、これまた絶版品で1枚で数10万クラスです。

とてつも無い財産です。

ちょっとジャンルはちがいますが、音楽再生ということでは同じなのですが、たまにリフレッシュに聴いてみますとオーディオもやり直さねば・・・って思います。


やはり録音と再生のシンプルさが、驚くほどのリアルさを持ってしまうのでしょう。

再生周波数レンジも狭く、ダイナミックレンジも非常に狭いのですが、このような音を聞いてると、オーディオ装置全般や、録音のミキシングなどで相当おいしい音がかき消されているのかもしれないと感じますね。

超コンパクトお手軽オールホーン

先日朝顔ホーンのウーファーに代用したホーンは,実はショートスロートで小さくなります。

実は店内の通路の邪魔でしたので、偽者のゴトウシステムは一旦38cmに戻しました。

そこで再度試聴用にセットアップかけ直しをし、3ウエイを2ウエイ化させるためショートスロートに取替えました。

mise30.jpg

こんな感じです。

見た目は陳腐ですが、サイズの威圧感なくなりますし、なによりも置きやすいです。

20cmユニットの天板のところがスペースありますので、そこにホーンツイーター乗せてます。

セッティング時間はせいぜい2時間くらいです。

mise31.jpg

床の関係で低音がボン付きあったので鉄板をホーン開口部下にしいてあげました。

簡易オールホーンです。

意外と上ユニットがごちゃごちゃしてないため、これだとバランスも取りやすく、以外にも低音は38cmウーファー級ほどは出ます。

またコニカルホーン(円錐型ホーン)なのでカットオフ乱れなく普通に響いてくれます。

音の飛びもゴトウユニットには及びませんが、風圧も6mくらい離れても結構感じますよ。

製作費用はペアで約6万円程度でしょうか?


もちろん100%自作すれば4万円程度でしょう。


こんな事でも楽しめるのがオーディオの世界の一つですね。

超音楽マニアのリスニングルーム

この訪問の記事ばかりで恐縮ですが
貴重な写真いただけましたので続投ですがアップいたします。

ジャズ音楽は、多分オーディオ店やレコード店の方以上に聞いていらっしゃる
オーディオマニア宅です。

6畳だってこんなにマニアックに取り組んでおられます。

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アルテック755Eのパンケーキをフルヤマフラット用のボックスに搭載
パイオニアのホーンツーイーター付けてます。
裏面は低反発ウレタンを音調整に使用してます。
このシステムは音楽のビジュアルソフト専用です。


別室は
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手前はハセヒロバックロード
後ろに
ロイーネ音響の16cm
アルテック400B+ディグmk2の箱

タンノイ 3LZゴールド10

JBL LE8T
沢山スピーカーございますが、ここの部屋はあくまでサブのシステムです


マランツ#8以外にラックスやビクターやサンスイアンプがぞろぞろと・・・

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ケーブル類もかなり凝っていて あらゆるタイプテストして相性選びしてます。

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通路までもソフト大量です。

さて本リスニングルーム
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タンノイ ランカスター15
ヤマハNS1000M
デュアルスピーカー

なんともなく並んでますが
マッキントッシュMC60やC34V
ウエスギのパワーアンプ
マイクロプレーヤー・・・・・・・
ごろごろと高級品並んでます。
ひそかにタンノイの上にYLのホーントゥイーターまで潜んでます。

まさにオーディオテストルームです。

これだけあるのに全てが、音の相性選びが取られていて
ほったらかしは一切無しなので驚きです(販売店の私ですらできません)

壁は全て音楽がらみのポスター類

各部屋中が、オーディオやレコードや音楽に無関係のものはありません。

この情熱あれば、私の店のデモ機はもっとチューニング良くなっていたのでしょう!
忙しいなんて言っていられませんね。

明日は当店HPは停止いたします

明日21日水曜日は当店HP
http://www.elex.ne.jp/はサーバーメンテナンスにより停止いたしますが、
明後日22日は再稼動いたします。
閲覧できなくてもご安心ください。

またメンテナンス中はメールも注文フォームも停止いたしますので
万が一送信できても受け取れていないケースございますので
ご返事メール来てない時は催促いただきますようお願いいたします。

とても綺麗なリスニングルーム

今回はセッティングのとても整ったリスニングルームの写真入手いたしましたので
御紹介いたします。

当店のスーパーミッドホーンだらけです。

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kam2.jpg

奥にエレクトロボイスのパトリシアンとアポジーカリパーsgありますが
持ち前の技術の腕前でチューンアップ施されてます。

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パワーアンプ沢山です。

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スーパーミッドLのアルミホーンに38cmマクソニック搭載してます。


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スーパーミッドF+Lの鉄板バージョン2階建てです。


その後ろ側にも
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大型自作システムが鎮座してます。


最初は2階建てスーパーミッドですがLRとてつもなく離れていて
ステレオにならず、モノ2つのような定位感かと思いきや
中々普通の定位しております。

セッティングとはやりようがあるものなのかと感心です。
ほんとに、お見事です。

当店よりずっとお店試聴室のごとく配置されてます。


このルームの機材はほとんどが自作か、チューンアップ品ですが、
完成品同等(というより、それ以上?)の出来栄えであります。


エレックス システムユーザー

今回はメールにて
当店で以前販売されていましたホーンシステムの
ユーザー様より写真頂きましたので、
御紹介いたします。

hujii-2.jpg

エレックス砂型アルミ鋳物ホーンシステムです。

アンプもエレックスの50wデジタルアンプ砂型アルミ鋳物タイプ
ボリュームも同様です。

アルミ漬のアル中です。

またCDプレーヤーは珍しいCECのTL-0です。

中々のご立派なシステムです。

写真中のグレーの物体は全て砂型アルミ鋳物です。

ホーンの内部も御自分で磨きあげていて、
独特の光を放っております。

シンプルですがオールホーンですので、音の広がりと飛びは最高です。

大は小をかねる ホーン延長

この際ならあるもの何でも手当たり次第に使いましょう。

と言うわけで、残ったコンクリ板を更に足してみました。

mise22.jpg

mise23.jpg

かなり適当ですけど、仮想ではありますが、見かけ上のホーン開口部が大きくなりました。

そこでウッドホーンもう少し内側に向けて、板を置けるだけ置いてみました。

オーオー!!低音のダイナミックレンジ増えました。

これでボリューム上げる必要なしです。

これだけでも能率上がってくれると思いませんでしたが、低音のフワーとした感倍増です。

音色も上にある3ユニットに似て来てます。

ドボルザークの新世界はバッチリです。

これなら人に聞かせても問題なしであります。

あまりにも面白すぎて止まらくなりそうなので本日は中断しますが、明日の課題が出来てしまいました。


なんとも貧乏くさい事に見えるのですけど、意外と身近にあるものを利用して楽しむオーディオというのもなかなかいいものです。


この手法はホーンシステムに限らず、ご自宅のリスニングルームでも試してみることが出来る、とても簡単なチューニングにもなりますね。

ウーファー取替えテスト

本日は低音ホーンの相性の簡易テストしてみました。

前に作っておいたウッドホーン20cm用を,ニセゴトウシステムに38cmのフロントホーンボックスの代わりに付けてみました。

MISE20.jpg

MISE21.jpg

このウッドホーンの場合約1.5m位の長さなので、250Hz以下だとと役不足でありますが、ユニットのつながりチェックには十分です。

JBL4560ボックスの前に無理やり設置したため、朝顔S175のまん前にユニット部来てしまうのですが、これを横に逃がすと今度はホーン開口部が障害物に当たってしまうので、妥協の末どちらともいえない位置に設置です。

つないだ瞬間に、あれま!です。??

音圧レベルが想定していたより低くチャンデバ側を上の帯域を鳴らす3ユニットを思い切り絞るようです。

それでもなんとかバランスを出すと、今度はもこもこ音です。

困ったものですが、しばらくするとユニットがなじんで来たのか、エージング進み出して約1時間でほぼ38cmに近い音圧に変って参りました。

なんとかホーンシステムらしい、パンパン感が出てきました。

オーケストラを再生した場合は、ホーン独自のフワーと出る臨場感と、さらに髪の毛をさりげなく揺らす低音であります。

これでほぼ成功かと思いきや、先日記載しましたホーンカットオフの関係で、とある低音周波数からストーンと音が消えてしまいます。

いかにコニカル(円錐)ホーンとしても、根本的にサイズが小さいと低音は出にくいですね。

高音域の余韻はほぼOKですが、低音域の余韻がさびしいです。

原因としてホーン長と開口面積が足りないのは元々解ってましたので、臨時でベニア板で強制延長かけましたところ、かなり低音残響が感じます。

これはこれでまあまあの点数でしょうか?

音像定位はもうむちゃくちゃですが、20cmユニットのレスポンスとホーンの鮮やかさは捨てがたいです。

と、いうことは、低音ホーン作成の意義はどうやらありそうな気配です。

中音域とフルレンジ

さてこのタイトルは何でしょうか?

と思われた方もおおいかと思います。


一般的に言われている、高音-中音-低音とはどの辺りの周波数なのでしょうか?

これは意外と皆様は勘違いしているかと思います。

3ウエイのネットワークは各スピーカーによってまちまちですが、大体500+7000Hzなんていうのが多いです。

順番で考えれば
ウーファー=低音
スコーカー=中音
トゥイーター=高音
と考えてしまいがちですが、これが意外と違うのです。

1_1.jpg

これは人間の声の周波数特性です。

赤線の部分が一番音圧が高い周波数です。

約300Hzくらいです。

1_2.jpg

これはオーケストラの周波数特性を%別に取った物ですが、10%レベルから1%レベルまでは、一番高い周波数が約700Hzです。

ところがピークレベルの特性のみ逆転してかまぼこ特性ではありません。

約120Hzがボコっと持ち上がります。

不思議ですね。(じつはこれは人間の耳の周波数特性に近いです)

1_3.jpg

この図はピアノの各鍵盤の周波数です。

白鍵盤88中44番は約330Hzです

上の黒バーはその他の楽器ですが、330Hzをにわか、かぶりながら高め低めとなってます。

ピンク部は、先グラフで120Hzと300Hzと700Hzが、重要ポイントでしたので多めに見て100Hz-1000Hzまで色付けました。


さてこれで何が言いたいかは、うすうす感じている方もいるかと思いますが、楽器周波数の密集地点は100-1000Hzなのです。

ここを中音域と決めましょう。

1_5.jpg

この様にシーソーの形を想定ください。

支点の上下するのは330Hzも音量が変るからです。


すると上記しましたように

大体スピーカー3ウエイネットワークは、500+7000Hzなんていうのが多いです。

ウーファー=500以下
スコーカー=500-7000
トゥイーター=7000以上

ということはウーファーはピアノ鍵盤の70%くらいは鳴らすので
ミッドユニットはなんと、ウーファーだったのです。

もちろん20000Hzとういう周波数が音楽には実在しますが、こちらは基音でなく、倍音成分だったのです。

つまり800Hzネットワークならば、もうこれはフルレンジ+ツイーターって事になるので ウファー様様です。

--------------------------------
では100Hz-1000Hzをネットワーク無しで鳴らすユニットの適正サイズという物があります。

それは20cmフルレンジです。

フルレンジとしても一番販売量も多いですが、当然ユニットのコーン強度とマグネットのストローク幅によって違いはあるのですが、約100Hzは20cmなら、空振りストロークしないで振り切れます。

しかし900Hz近辺から分割振動が起こりだすのです。


次に多いのが三菱P610やパイオニアPE16みたいな16cmフルレンジ。

これも約1000Hzまで分割振動しませんが、150Hz位から空振りを起こします。

ということで16-20cmがフルレンジ適性口径スピーカーになるわけです。

この100-1000Hzの帯域が有効に音圧がでれば、なんの楽器か音楽かは、ハイファイサウンドでないにしても、どうにか判別可能です。

つまりこの代表の再生装置が蓄音機でもあります。


こうしてみると、意外と帯域は狭くても音楽は楽しめてしまうものなのです。


ただ自然界には様々な音が存在し、CDの上限である20000Hz以上の周波数帯域の音も、カットされているのを聞くのと、制限が無い音を聞く場合とでは、基音の音までも全く違って聞こえてしまうのも事実です。


だからと広帯域の再生がと考えてしまうのは間違いではないのですが、まず基本帯域を充実させないと、倍音成分も十分生かすことが出来ないのです。


今でも根強いファンが多いフルレンジユニットの再生ですが、ハチャメチャなバランスの広帯域再生よりも、魅力のある音楽を楽しめるからなのでしょうね。

一度は見に行ってみたいお店ムーンチャイルド

今回またまたお客様?のお宅訪問のレポートです。

アンティークショップ MOON CHILDムーンチャイルド">アンティークショップ MOON CHILDムーンチャイルド(骨董品店)様
(文字クリックでショップのサイト見れます)

ここは最近は私がしょっちゅうお邪魔している、とってもユニークなお店です。

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群馬県伊勢崎市宮子町3470
■営業時間11:30~20:00
■金曜・第三日曜定休

本業は骨董品の専門店ですが、なんと最近はその中にオーディオルームが作られました。

いやはや全ての品物が珍品だらけで、オーディオ機器もジェンセンやウエスタン製品はもちろんの事ですが、当店でもまず入荷しない珍しいアンプやスピーカーが盛りだくさんです。

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そのオーディオルームの商品陳列ですが、うちの店とは異なりさすがに綺麗に展示しております。

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すごいです。

グレイのオイルダンプアームや、アイドラーのプレーヤー、真空管のモノアンプ、フィールド型ユニット・・・・

歴史的遺産のようなオーディオ機器が大量です。

しかし展示はごくごく一部でして、じつは倉庫にこの数倍はストックさてれおります。

古いと付くもの
全てのジャンルございます。

陶器や、家具、絵画、楽器、カメラ、バイク、自動車・・・一体どこまであるのでしょう???

リッケンバッカーのギターもあるそうです。

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床から天井までぎっしり陳列されていて、全てを見切るのには多分東京ディズニーランドより回数こなさないと
解らないでしょう。

そういえば私が昔欲しくても持てなかった、ニコンのFやF2等ありました。

このお店のマスターは音楽にとても詳しくて、ジョンレノン等の裏話などは盛りだくさんの情報を聞く事が出来ますよ。

そしていつもご馳走になるコーヒーも超美味です。

是非一見の価値ありです。


お近くの方は是非覗いてみてください。

人によっては家に帰ることが出来ないくらいになってしまうかもしれませんね。

シャコンヌ様 年末 オーディオ視聴会 ~クラシックのステレオ音楽鑑賞~

先ブログ作成中にシャコンヌ様より
(文字クリックでHPに飛べます)
とても良い情報いただけましたので、早速掲載いたします。

chaconne20front.jpg

sh13.jpg
以前使用した写真で申し訳ございません。



オーディオ視聴会 ~クラシックのステレオ音楽鑑賞~

開催するそうです。
詳細案内は
こちらです。

2011年 12月 30日(金) 19:00~21:00

[Vol.1] ~クラシック編~

1.懐かしの三大テナー

歌手:パバロッティ、ドミンゴ、カレーラス
指揮:ズービン・メータ
演奏:ローマ国立歌劇場管弦楽団
録音:1990年7月、ローマ

2.ウィーン・フィル 創立150周年記念コンサート

指揮:リッカルド・ムーティ
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1992年3月22日、楽友協会 黄金のホール
プログラム:シューベルト「未完成」、マーラー「リュッケルトの詩による5つの歌」、
ベートーベン序曲「コリオラン」、メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」、ラヴェル「ボレロ」

定員30名様(事前申込み、先着順)

入場無料。
シャコンヌでは、第一回オーディオ試聴会を、12月30日の金曜日に開催いたします。

場所は群馬県太田市、最寄り駅は東武小泉線「竜舞(りゅうまい)駅」徒歩1分。
交通アクセスについては、こちら をご覧ください。

シャコンヌ特製コーヒーやチーズケーキをご用意してお待ちしております(有料)


お申込みは、お電話にて、音楽サロン・シャコンヌ (0276)-48-5566 まで
お名前・ご連絡先をお伝えください。

[システムA]
TADを中心とした大型ホーンスピーカシステムと純A級アンプでフルオーケストラを臨場感豊かに再生します。

[システムB]
タンノイ・カンタベリー/SEと真空管アンプで温かくて高品位な音楽を再生します。
(CD約500枚・4Tr テープ約350巻所有)


鑑賞ご希望の方は予約制ですので、当日、電話(0276-48-5566)して頂くか、隣の自宅にお申し込み下さい。(貸切の場合あり)   

[営業日] 金、土、日、祝日、1:00~9:00pm (8:00pm入場終了)  

ステレオシステムの紹介(2010年5月現在)
[システムA]
CDトランスポート
D/Aコンバーター
CRディバイダー
パワーアンプ
スピーカー

デンオンDP-S1
デンオンDA-S1
2chマルチアンプシステム(クロス285Hz 6db)
Pass Alpha 0s
パイオニアED-915 TAD
TD-4001+自作ホーン(CUTOFF150Hz)
TL-1601b+自作ショートホーン
ハートレー 224Hs
[システムB]
オープンリールデッキ
カセットデッキ
CDプレーヤー 
プリメインアンプ 
スピーカー    
 

TEAC X300
デンオンDR-M27HX
デンオンDCD-3500RG
LUXMANN SQ-N100
タンノイ・カンタベリー/SE


ワルターやベームやホロビッツそしてパバロッテイ・・・、録音でしか聴くことの出来ない名演奏をコンサートホールのステレオ装置で楽しみませんか。

当ホールの二つのステレオシステムのうち、お好みの方で、クラシック音楽を心ゆくまでお楽しみ頂けます。又、オーディオファンの方にはシステムの比較も楽しめます。


[ご参考]
私のCDファイルからこれぞ白眉と思われるもののみを選び出してみました。

ベートーベン/田園交響曲第6番「田園」ベーム/ウィーンフィル447433-2(直輸入盤)

音楽ライフを幸せにしてくれる名演奏に感謝。 録音もベストで国内盤POCG2295より音質が良い。

ドボルザーク/交響曲第9番「新世界より」ケルテス/ウィーンフィル KICC8201

生演奏を想わせる素晴らしい録音。ケルテスの演奏は瑞々しくて新鮮。そして最後の演出は圧巻。

ベートーベン/交響曲第5番「運命」ワルター/コロンビア交響楽団35DC78

未だにこれを超える感動的な演奏は存在しない。録音も素晴らしい。

ベートーベン/交響曲第9番「合唱」カラヤン/ベルリンフィルPOCG-9350

臨場感豊かな極めて素晴らしい録音。演奏も力強い。私にはベーム/ウィーンフィルPOCG-2297がベスト(最晩年のDDD版POCG-2693より演奏が若々しく、音質も温かい)。

チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」 マルティノン/ウィーンフィルKICC 8241

第1楽章だけでも全ての情景が表現されている名演奏。第4楽章は涙を流しながら演奏しているかのよう。録音も優秀。

チャイコフスキー/交響曲第4,5,6番 ムラビンスキー/レニングラードフィルPOCG -1391/2

圧倒的にエネルギィシュな素晴らしい録音。演奏はかなり激しい。

ブラームス/交響曲第4番 ワルター/コロンビア交響楽団35DC88

聴く人に慰めと希望を与えてくれる名演奏。私の青春時代の伴侶。 第1番、第3番もワルターが感動的。第2番はベーム/ウイーンフィル POCG-2318がベスト。

マーラー/交響曲第2番「復活」バーンスタイン/ニューヨークフィル POCG1586/7

ステレオ音楽で最も大きな感動を与えてくれる名演奏・名録音。最後のパイプオルガンは本当に凄い。ニューヨークのフィッシャー・ホールでの録音は秀逸。第3番POCG1588/9も優秀。第6番「悲劇的」はウィーンフィルとウィーンでの演奏で、これも物凄い録音。POCG-1592/3

モーツァルト/交響曲第35番「ハフナー」、36番「リンツ」、39番 ケルテス/ウィーンフィル 230E 51085

最も清々しいモーツァルト。録音も優秀。

サンサーンス/交響曲第3番「オルガンつき」アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団 230E51049

パイプオルガンの名録音。

****************************************
お時間取れる方は、是非ご予約ください。

超ど級のホーンシステム聴ける滅多にないチャンスであります。

低音ホーン

昨日は定休日ですが、少し腹痛で丸々1日ごろごろしてました。

本当は、低音ホーンの材料を下見行きたかったのですが、、、、

ゴトウユニットS-175はカットオフ175Hzなので
最低使用可能帯域は下200Hz位で限界です。

現在ソニー4300チャンデバは250Hzポイントしかないため、そうなってます。

ここで気になるのが、私の考えで100-1000Hzは中音域の
音楽信号密集地なので、
クロスオーバーをかけたくないのですが、
175ホーンの能力で妥協しなければなりませんので
ここで250Hz以下は、175朝顔ホーンに音色近いユニット必要かと思われます。

私の考えでは16-20cm位のホーンユニットが妥当ではと考えます。

実現するしない別で図面をスケッチレベルで書きました。

horn.jpg

ホーン設計の達人様に相談したところ約40Hzカットオフですと
20cmユニットは約4mものロングホーンになるらしいです。

広がりと、部屋寸法の限界と後セッティング考えますと、
対象型ホーンか、作り易さで直角使うホーンか検討中ですが、
中々いい案出ません。

作ってしまうと材料が無駄になるので
一旦先日の20cm用ウッドホーンつないでから、音色チェックしてみて
音つながり具合見てからのほうがよさそうです。

今後は進展を少しずつ掲載して参ります。

シャコンヌ様 訪問レポート2

ではシャコンヌ様の写真の続きを、

sh6.jpg

TAD1601ですが、これは音出してません、
ドロンコーンに使われてます。
その裏側は、下記2枚

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sh17.jpg

アンプもここに収めてあります。

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ホーンの裏側です、壁の外に飛び出してます。


さて2階に上がってみてみますと、

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こんな景色に変わります。
ピアノも大きいです。
学校の視聴覚室よりすごいです。

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何気なくおいてあるCDプレーヤーもデノンS1です。


シャコンヌのオーナー様の考えは、
オーディオは、単独楽器の演奏なら、周波数特性より音色でごまかせるが、
オーケストラとなると、フラット特性こそ最重要課題でるので
全てのチューニングはフラット特性を目指して行われてます。

いつかお客様と一緒に試聴に又お邪魔しに行きたいです。

当店も試聴イベントを組んで見たいです。

シャコンヌ様 訪問レポート

先日御紹介させて頂きました、
音楽サロン・シャコンヌ様より、お電話頂いたので、

それでは、是非試聴させてくださいませ!

という事で、お邪魔させていただきました。

行く前に少し不安ありましたが・・・・
いやな予感的中です。

これ見て、聴かせていただいて・・・・・
ガックリです、私の装置はおもちゃでした、としか言いようございません。

音量+音像スケールまで1/1でのオーケストラが出る音色は、
ズバリ良い音か悪い音かの議論は無用でした。


さて前回と違い撮りたての写真にて、シャコンヌ様の装置の全貌を御紹介いたします。

sh1.jpg

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ホーンの中にツイーターがありますが、ここが身長位です。
朝顔ホーンは多分1.2m以上の径です、自作です。
低音ホーンも自作です。

sh3.jpg

ハートレイ60cm、希少品です。

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TAD2001ドライバー+自作ホーン

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ここですら一番天井の低い部分です

sh9.jpg
sh10.jpg

過去に自作されたらしい、ドライバーユニット

sh7.jpg

ステージ側から見た、リスニングフロアー

写真多いので一度ここでストップして見ます。

カートリッジの針圧

今回はアナログプレーヤーの中でも、その音にもっとも大きな影響を与えるカートリッジの針圧について少しお話をします。


アナログプレーヤーをご使用中のマニアの方にとって、カートリッジの針圧というのは常識的なこととして捉えています。


この針圧ですが、カートリッジによって様々な適正針圧があることもご存知のことでしょう。


たとえば基本設計が古いのですが、今までも様々な数多くのバージョンやモデルが存在するオルトフォオンのSPUや、放送局ご用達で人気のデンオンのD103なども様々なバージョンが存在し、未だに根強いファンが多くいます。


spuge3
SPU-GE

D103
デンオンD103


これらのモデルはカートリッジの中でも標準針圧が重めです。

D103で2.2~2.8グラム、特にオルトフォンSPUの針圧は3~4.5グラムとかなり重めの設定です。

近年のカートリッジが1~2グラム程度の針圧設定が多い中、比較的重めの設定といえるでしょう。

GT2000+シェルター501




ご存知のようにレコード針の先端はダイアモンドの針が付いています。

それをレコード盤上の溝の上をトレースする事により、その振動で発電し音楽信号を生みます。

このように考えると、やわらかいレコード盤の上を硬いダイアモンドの鋭利な針がトレースする事になりますので、レコード盤の溝をガリガリと削り取ってしまうイメージもありますが、実は逆にダイアモンド針のほうが負担がはるかに大きいのです。


レコードの材質は柔らかい為、一瞬針が通過する時は一時的に変形しても、直ぐにもとの形に戻ります。


一方針の方は先端が細いため常に高い面圧が掛かり、また連続して摩擦を受けるため高温に過熱されます。


そのためよくいわれるようにレコード針が減ったから、針を交換するという事が起きるのです。


これも厳密にはダイアモンドがする減るというより、焼き付いた様々な汚れの付着や、カンチレバーを支えるダンパーの劣化などが原因なのです。



ところでこの針圧なのですが、アナログファンの中でも大きく好みが分かれてくるところのひとつでもあります。


重針圧タイプはその名の通り針圧が重めに設定されていますので、レコード針に対しては強い圧力で針先が接触する事になります。

このため溝にしっかりと密着し易くなるため、溝から飛び上がりにくくなるため、溝の信号をきっちりと引き出しやすくもなります。


その一方ではレコードの溝に過大な加重を加えてしまうために、溝そのものを一時的に変形させてしまう可能性もあり、ある意味音楽信号を忠実に再現出来ず、独特の音色傾向を生み出してしまうこともあります。



その点軽針圧タイプであれば、溝を過剰に変形させる事がなく、溝に対して忠実にトレースでき、音楽信号に対しての色づけも少なくはなるのですが、軽針圧ゆえに、レコード盤のわずかな反りやうねりに対して、溝と針のコンタクトが危うくなる事もあります。


このような設計思想自体は、針が付くカンチレバーやそれを支えるダンパーなどの構造により大きく左右されるため、どちらが優秀でどちらが駄目ということはなく、逆にその設定針圧によっても大きく音の傾向も変わってきます。


そのため旧来の重針圧タイプによくみられる安定感がある極太な質感の音こそ最高という方もいれば、軽針圧タイプの繊細で分解能に優れた音質が最高という方もいます。


これらは使用しているアナログプレーヤーやトーンアーム、その信号を増幅するアンプやケーブル、そしてスピーカーの組み合わせによっても好みが分かれる部分でもあるのですが、アナログ再生の魅力はこの変化をカートリッジの変更で比較的簡単に行える事でしょうか。


ただそこがアナログの楽しさであり落とし穴で、同じカートリッジも適正針圧内で微調整すると音質傾向も変わり、季節や環境によって最適針圧があったり、またアームやシェルとの相性によって微調整が必要だったりと、音を追及する楽しい面と難しさが両立するのです。


これがCDプレーヤーなどであれば、セッティング上の音の傾向こそあれ、アナログほど敏感に左右され難いのです。


今はもう12月になりましたので、外気温も湿度も夏場とは違います。


適正針圧で一年中問題ない場合もありますが、今一度針圧を取り直し、今に合った適切な針圧でレコードを鳴らしてみると、意外と音質が改善される事もありますのでお試しください。


使いっぱなしに出来ないめんどくささはありますが、微調整が出来るのもアナログ再生の魅力でもあるのです。

ダイヤトーン(三菱)ユニット

本日面白いスピーカー入荷いたしました。

ということで少々コメントいたします。


日本製品のスピーカーで、JBLやアルテック級の超有名な名機といったらもうこれしかないでしょうか?


ヒット作は多々ございますが、これほど語り継がれたスピーカーというのは他になさそうです。

610.jpg

ダイヤトーン(DIATONE)P-610MB+KB-610MT
文字クリックで詳細見られます

これは三菱社のP-610の再複刻モデルですが、現在その希少性から少しプレミヤ価格になっているようです。

最原型はもっとさかのぼりますが、

p-610a.jpg

P-610A&B
(Aは16オームでBは8オーム)

16cmフルレンジで、
スポンジの平たいエッジで、手すきのコーンだったと思います。
アルニコマグネットです。

これは三菱電機の社員研修に作成された程の、三菱の看板商品です。

後に

p-610da.jpg

P-610DA&DB
として復活いたしました。
基本部品は旧モデルと同じですが、少し仕様変ってます。

ウレタンのロールエッジとセンターキャップ下に金属ドームついてます。
ガスケットも良くなりました。

私のスピーカー自作暦の第1号機でもあります。

またフェライトタイプのP-610FA&FBも同時発売されましたが
こちらのモデルは作れば作るほど赤字になっていたらしいです



P-610の親玉で

2s-305.jpg

2S-305 という機種がシステムで出ておりました。

これが超ロングセラーで、1990年代の前半まで製造されてます。

一見電蓄みたいですが、木目調がとてもシックでルックスに惚れている方も沢山です。

NHKモニターとして採用された事はよく話題に上りますが、実は全ラジオ局のスタジオモニターは全てこれでした。

確かBTS規格という検定を取れた数少ないスピーカーだからだったと聞きます。


この2S-305の搭載30cmウーファー、PW125はまさにP-610の特大バージョンです。

pw-125.jpg

P-610と少しちがうのは、ウレタンスポンジがエッジに使われているように見えますが、エッジはフィックスドタイプで、スポンジはその上に取り付けてあるだけです。

コーン裏はしわしわで、ノンプレスタイプ、取っ手がついていて交換すぐ出来るようになってました。


私知る限りで量産30cmはこれが最高のユニットと思ってます。

特にアコーステック楽器などの生々しいリアルな質感の表現など、現代のスピーカでもこれを超えるものは極わずかしか存在しないとさえいえます。

是非チャンスあったら聴いてみてください。

ワビサビぽい、懐かしい音色しますよ。



さて上記に記載しましたように、P610は私がはじめて購入したユニットです。


実は悪しき先輩が初期タイプのp610を平面バッフルで鳴らしていて、とりあえず勉強のために買ってみたらという事が始まりでした。


悪しき先輩もP610を平面バッフルで使う前に、JBLのD130で組んだ大型のバックロードホーンを自信満々で鳴らしていたのです。


そんな時近所のリサイクルショップに置いてあったP610を購入し、とりあえず鳴らしてみようと段ボール箱に入れて鳴らしたそうです。


そうしたら何度聞いても段ボール箱のP610の方が質感の非常に高い音がして、その後JBLを手放してP610を平面バッフルで鳴らしていました。


フルレンジユニットですのでローエンドのエネルギー感など無いし、きらびやかな高域も出ません。

それにもかかわらず密度の濃い繊細で質感の高い音質とそのバランスのよさは、既存のマルチユニットの再現性を大きく凌駕してしまうものがありますね。


見てくれは貧弱で古めかしく、たとえ所有していても友人知人に自慢できるものではありませんが、綺麗でかっこよく、とても凄そうなスピーカーシステムを一発KOしてしまうのは、ある意味痛快かもしれません。



ダイヤトーン純正箱入りのP610は人気商品ですので、是非早めにお店に来て視聴してみてください。


でも皆様のお宅の立派なメインスピーカーが、サブシステムになってしまうかも?

アンプのスペックで

本日も結構お陰様で忙しい日でした。

それを言い訳に今回も簡単な記事にて失礼いたします。


さてさて皆さんはオーディオ機器のカタログ値を見て何か解るでしょうか?


素敵なリスニングルームでお気に入りの音楽に陶酔しているイメージでしょうか?


もちろん作りの良さや厳選パーツのコメントや電気特性の記載沢山ありますが、これは私が冗談でよく言うことですが、カタログ上のスペックから読み取れるデーターは、
大きさと重さと定価だけです

なんてほざいてます。


それはオーディオ機器の測定データー値は、殆どサイン波形で計っているためです。

更に特定周波数単独で音量の大小もございません。

osiro.jpg

上2つのオシロ波形は音楽信号のLchとRchです。

下の波形は測定機の波形です。

見比べていただいたとおり、音量が大きい小さいと、高い音と低い音、大きくて高い音と小さくて低い音が同時に、全てが丸い波形無し、これだけ条件違います。


これは自動車の定置燃費テストと同じような話で、道路に坂道や信号やカーブが無く、風も無い道路が有った場合の定地テストと同じな訳です。

結果としてカタログ値は、過去経験で似たようなスペックの物を想像して検討するしか無いわけです。

特にアンプは歪率やw数等は電気知識レベルであって、いざ音出ししてみるとイメージと逆だったりします。

つまりそのスペックは、音質と直接は結びついて無いのです。

しかしアンプデーターに一つ面白い数値あります。

<<スルーレイト>>値です。
または、
<<ライズタイム>>値です。

これはサインウエーブ測定でなく、クケイ波で測定いたします。

実音は鋭い立ち上がりが前提ですが、1μs(マイクロセカンド)100万分の1秒の時間に、何ボルトまで加速できるかのデーターです。

スルーレイト値が100となると、100万分の1秒で100Vまで跳ね上げる事の出来るアンプとなります。

最近のアンプに表示ないケース増えてますが、唯一の音色に直結データなので気にしてカタログご覧になってみてください。

とデータースペックで話してみても、実際はアンプ単体の信号処理だけに留まらず、スピーカーまで含めた音として判断しなければならないこともあり、必ずしもデーターが全てを語れない面もあります。

また回路や使用されている回路やパーツ、素子による音色の傾向など、その音色まではスペックには表す事は出来ません。


アンプといっても個性的な音色で音楽を楽しませる物から、ソースの忠実な増幅を目指しておんがくのニュアンスを伝えようとするものまで、趣味の世界だからこそその広がりがあるのです。


ということで、アンプの単純なスペックデーターを眺めても、お気に入りの音楽に陶酔できない事もあるからこそ、音を追求して止まないマニアが後を絶たないのかもしれませんね。

ホーンスピーカーについて

年末というのはどうしてなのか、どこもかしこも忙しいですので、今回もブログが簡単なものとなり申し訳ございません。

私は個人的にホーンスピーカーが好きなのですが、ホーンとは元々どんな物であるかちょっと知ったかぶり解説いたしますので、もし間違っている等等はお聞き流しください。


さてホーンとはつまり野球などの応援のメガホンそのものであります。

音道を途中で一旦狭くして、その後少しづつ広がる、いわゆるラッパであります。

ホーンのメリットは、音の能率が上がり制動がよく効きますので、小音量のエネルギーを大きく、かつ、遠方に飛ばせます。

デメリットとしては、指向性(音が聴けるサービスエリア)が狭くなり、周波数帯域が狭く、ある一定の周波数の範囲でしか使えません。


ホーンはラッパ部でそうなるかといいますと、ちょっと違うのです。

HORN-1.jpg

ドライバーユニット中では、上図みたいに振動板より先の音道が急に絞られます。

その音道が狭くなる事で空気の噴射力を利用してラッパ部に伝えるので、結果的に音量が上がる訳です。


そのために能率上がって聞こえる音も大きくなるため、w数の小さいアンプでも比較的大音量となります。

結果として振動板の振幅(ストローク量)も減らせるわけです。


このように書くとより低音も再生できそうですが、先に述べたように周波数帯域が狭くなる性質とは、ホーン用語でいう<<カットオフ>>という数値記載されてますが。

これはホーン固有の周波数の遮断特性です。

EXHORN.jpg

このグラフの様に高い周波数は綺麗な直線的な特性なのですが、カットオフ付近では音圧が極端に乱れ、その後ストンと落ちます。

そのため広帯域の信号を入れても、カットオフ以下の帯域の低音が出ません。

このような性質上ホーンスピーカーは、カットオフ周波数の約2倍位で切る高音ユニットのみに採用されることが多いのです。


そこで低音を出そうとカットオフ周波数を下げるには、長くて開口部の広いホーンが必要となるので、最終的の巨大化してしまい部屋に入りません。

そのような苦肉の策としてバックロードホーンの様に、途中で折り返し使う場合ございますが、内部での乱反射も無視できず位相が非常に乱れる欠点もあります。


そこでこんな簡単な裏技がございます。

KONHORN.jpg

これは円錐ホーンで、曲線で構成していない直線のホーンです。(ようするにメガホンみたいなもの)

グラフでは表記してませんが、高い周波数は平坦に見えますが特性は実際は悪いのです。

ところがカットオフ周波数付近で極端な乱れなく、減衰は早めではありますが、低音に行くにしたがって急にストンと落ちないところを逆に利用します。

低音用ホーンに使えば、高い音の乱れの回避と、ホーンの大きさも小さくて済みます。

MISE.jpg

以前少しだけ御紹介しました自作ウッドホーンの構造は基本的に直線のみなので、周波数特性的な性質はいまいちなのですが、意外と低音域までホーンの音色が使えますよ。

理想的な低音ホーンはカットオフ0Hzなので、そうなると無限延長となってしまいます。

さすがにこれでは作れるわけにいかないので、適当に妥協した形状で寸法出す事になります。

意外とこんないい加減な寸法でとってもさほど問題ないわけです。


厳密にはホーン内部での様々な音の干渉や位相の乱れなども生じ易く、周波数特性や位相、また音圧レベルを考えると、それはもう大変な事になってしまうのですが、ちょっとしたセッティングのつもりで考えてもなかなか面白いかもしれませんね。

自分で音楽を楽しむホーンであれば、優秀な性能のホーンでなくても満足できてしまう事も多いのです。

ステレオサウンド181号

ステレオサウンド
181号に当店広告掲載されております。

SUTESAN181.jpg

454ページの下段です。

elexkoukoku.jpg

紙面でUSD品お探しのお客様には不便をおかけしますが、半ページの為にリストが書き出せませんでした。

極力このブログとHPも見ていただきたい願望こめてこうなりましたが、もし紙面に入れておいて欲しい件などがございましたらメール頂ければと思います。



さて話変って年末ステレオサウンドは、グランプリの記事が満載です。

価格別のランキングは必見ですよ。

簡易ネットワークの作成

時々こんなコメント頂きます。

<スピーカーネットワーク自作は私には無理です>

どうもハードルが高い物と思われているようです。


いえいえそんなことございません。

6dBの簡易ネットワークであれば、豆電球と乾電池の配線ができれば誰でもできます。

部品調達はともかく配線はあっという間です。

たとえばウーハーなどの高域の信号のみをカットするハイカット(ローパスフィルター)は、コイルを直列に+端子に入れるだけです。

nw1.jpg

たったこれだけです。

配線はこのままアンプの+-に行くだけです。


ローカット(ハイパスフィルター)はコンデンサーをコイル同様に+に直列つなぎします。

nw3.jpg

たったこれだけです。

悩んで損しましたってレベルです。


ただしこの時注意しなければならないのが、ユニットを裸で鳴らすとき、ウーハーなどならそのまま線を繋いでも問題ありませんが、画像のような高音域用のツイーターなどは、絶対に裸で線を繋いで鳴らさないでください。


画像にあるように、ある程度の(計算早見表などをご参考に数kHzに合う値)値のコンデンサを直列に入れてください。

下手をすると高額なユニットを一発で壊してしまいかねないので、これだけは十分注意してくださいね。


それぞれのコイル値とコンデンサー値は計算して算出して近い値の物選べば可能です。

その式と換算表は当店HPに入っておりますのでご参照ください。
スピーカーネットワークの作り方

文字クリックで詳細見られます


8オームユニットの場合1KHzクロスは 1.2mHコイル 20マイクロのコンデンサーです。

それで繋いでみて実際聴いてみてください。

問題なければそのままでいいですが、たいていは高音ユニットの方が大きい音になりますので、この場合はコンデンサー値のみ小さくして上ユニットのクロス周波数ポイントを上げてしまいます。

すると減衰が早まり、音圧を下げたような効果があります。

もちろんそれでも音圧がそろわないときは、アッテネータで音量を絞ります。

nw4.jpg

こうなると少々複雑なので難しくなりますが、さほど難易度ありません。


さてパーツそのものですが、意外と手短に存在します。

ジャンクのスピーカーをリサイクルショップで見つけて来て抜き取ればよいわけです。

コンデンサーは並列で足し算の値です
<1マイクロと3マイクロ足すと4マイクロ作れます>

コイルはこれができませんので、その値が見つかるまで探してください。


おおよそ各数値決定しましたら、通販等で良質のコイルとコンデンサー購入すればよい訳です。

たとえば秋葉原のコイズミ無線さんなら簡単に手に入りますよ


もちろん計算上の値はあくまでも暫定的ですので、数種類の値のコイルやコンデンサを用意できれば、その音の傾向が掴み易くもなります。


もちろん本格的なネットワークを組もうと思えば12dbカットのように並列にもコンデンサやコイルが入り複雑になりますが、これさえアンプの回路などに比べたら非常に単純な回路なのです。


でもそこが面白い所で、こんなシンプルで単純な回路でしかないのですが、同じ値のコンデンサやコイルでも、そのパーツは様々な音の傾向を持つものがありますので、そのような中からお気に入りのパーツを探すのもまた楽しいものです。


はじめは難しく考えず、シンプルな結線のみで試してみてください。



でもほんのわずかな違いで音が変わることを知ると、これもまたオーディオの楽しさの一つですよね。


メーカー製のバランスが取れた音質は、コストと音質を加味したある意味究極の選択の賜物ですが、それがいかに妥協の賜物であるのかを認識する事も珍しくありません。


ただまとまっているシステムをチューンナップすることは、ある意味バランスを崩す危険性もあることは十分ありえます。


しかしその先に見えてくる音の世界を知る事も、オーディオを辞められなくなる原因なのかもしれません。

先日御紹介いたしましたシャコンヌ様より

先々日御紹介いたしました
音楽サロン・シャコンヌ(chaconne)
文字クリックで詳細見られます

c22.jpg


のオーナー様が本日ご来店いただけましたので、その際に紹介いただきましたユーチューブにアップしている演奏の動画のアドレス教わりました。

せっかくですので、御紹介いたします。

je te veux_trio.mp4 ジュテヴ ファゴット 荒井由美子


Sonatine-Glinka, Bassoon solo グリンカ - ファゴット


Elgar-Romance, bassoon solo エルガー ロマンス ファゴット


bassoon solo itsuki no komoriuta 五木の子守歌


cavatina カヴァティーナ


bottesini reverie ボッテジーニ 夢想


cavatina for Aotearoa.wmv


Welcome to Y Arai's videos


お嬢様じきじきの生演奏です。

すごいですね。

ご家族全てが音楽に染まっていらっしゃいます。

うらやましい限りです。

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