12月の月替わりセールのお知らせ。
USED12月年末セール2個以上同時購入
10%引き・セール対象外と差し上げます品は除きます。
・12月1日から12月31日の期間限定です。
この機会によろしくご利用お待ちしております。
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しばらくはメインのゴトウシステムばかりセットアップしておりましたが、
2番目のデモ機をそろそろ手を入れてみようとと試みました。

当店のオリジナルウッドホーンですが、
低音が80Hzが限界でそれ以下の音は、出なくても構わない方や、
ウーファーの追加によってしのいで使用して頂いておりました。
もうちょっと手軽に最低周波数を伸ばす工夫として、
ゴトウシステムですでに実験済みの延長ホーンを作ってみました。

面積比ですと約2倍の開口面積となり、長さも15cm程伸びた形です。
片方で台形の板3枚切るだけで簡単に加工可能です。
ざっとのサイズですが開口内寸w122cm×h67cmです。
JBL社のオリンパス位のサイズで、ぱっと見では結構なオールホーンシステムに感じます。
この開口面積はドライバーとトゥイーターの音の通り道に害の及ぼさない
限界位まで延長しております。
やはりですが、ウーファーユニット追加不要と思う位の低音感までOKとなりました。
こちらのシステムは安価の為に妥協点は多々ございますが、
最大の長所は、
基音の中枢部の100から1000Hz間を1ユニットで出せる所にあります。
主となる音にクロスオーバーがないため、
どんなジャンルでも、不足なく出ることと、
ボーカルやギターの音は、ボリューム位置問わず絶対に痩せてしまうことがありません。
その部分のみみればゴトウの5ウエイシステムより見事です。
またクラフトがお好きな方なら簡単にかつ、安価に今回の様にグレードアップができます。
是非試聴お待ちしておます。
先日はスピーカーのみのご紹介でしたが、
そのほかの部分についても当店のデモ機には多々ノウハウを込めております。
各部分ご紹介させていただきます。
入口より順に・・・
電源部
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自作の御影石電源タップ+ホスピタルプラグ+ACコード

電源周りはオーディオ機器としてはさほど重要度の高い物ではありませんが、
強化しますと意外と効果ございます。
交流の50Hzないし60Hzで振動してますから、
電源タップは重たくてしっかりしたケースにできた物で、
プラグ類もガッチリ固定出来る大きいプラグのホスピタルプラグは有効です。
再生プレーヤー
当店はオールホーンスピーカーですので、
Dレンジやレスポンスのやや低めのアナログ機器は極力使わない方向で来ました。
ある意味では、デジタル機器再生の為にホーンシステムをチョイスしたとも言えます。
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CDプレーヤー/ソニーCDP-X3000

ソニー独自の光学部固定メカ採用です。
ピックアップレンズは上下のみ可動し、CD盤が回転しながら横に動きます。
内部振動の排除とシールドの銅ブロック+銅テープと御影石で囲いました。
自負ですが上位機器のCDP-X5000より良くなっていると思います。
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SDプレーヤー/QLS660

CD盤やインターネットの音源をパソコンに取り込みSDカードに録音さて再生するプレーヤー
メカ部がなく読み取りエラーがほとんど0%で再生されますので、
ダビング後でも元のCD盤再生よりクオリティが高いと確証しております。
現在は底板の形状の関係で御影石で上下サンドさせてます。
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DAコンバーター/オーディオトラックDAC2TE

小型のヘッドフォンアンプ搭載DAコンバーター、
USBとアナログ入力もついていて、ボリューム付きのためにプリアンプ兼用としても使用しております。
バーブラウンのIC搭載されたのが特徴です。
内部チューンと強化スイッチング電源を作成してつかっております。
さらに御影石のケースに取付し振動対策してます。
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チャンネルディバイダー/ベリンガーDCX2496

デジタルのチャンネルディバイダーで音質の劣化が極度に少ないです。
各ユニットの位相コントロールが出来るため設置位置の選定の難しいオールホーンに適してます。
ステレオで3ウエイまで可でモノに切り替えると6ウエイまで可能です。
スイッチング電源なので音の応答性能は良いですがSNが少し悪いのが短所です。
内部チューンと1cm厚のアルミプレートでサンドさせてます。
アルミプレートは振動と熱の放出効果とシールド効果の3つのメリットがあります。
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デジタルパワーアンプ/クラシックプロDCP-400

100W×2のデジタルパワーアンプ
スイッチング電源採用
とても綺麗な音色のパワーアンプです。
切れ込みとドライブ力は、相当な物です。
高音域が繊細なので、チャンデバで5KHz以上と1KHzから5KHzのユニットに使ってます。
内部チューンと1cm厚のアルミプレートでサンドさせてます。
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デジタルパワーアンプ/クラシックプロDCP-1400

450W×2のデジタルパワーアンプ
スイッチング電源採用
強い駆動出来るパワーアンプですので質量の大きい振動板でもグイグイ動かせます。
DCP-400より強力なスイッチング電源が特長です。
チャンデバで60Hzから200Hzと200Hzから1KHzのユニットに使ってます。
内部チューンと1cm厚のアルミプレートでサンドさせてます。
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デジタルパワーアンプ/クラシックプロDCP-2000

650W×2のデジタルパワーアンプ
スイッチング電源採用
DCP-1400をさらに強化された超駆動力パワーアンプです。
これでドライブ不可のスピーカーユニットはまずないでしょうか?
チャンデバで60Hz以下のユニットに使ってます。
内部チューンと1cm厚のアルミプレートでサンドさせてます。
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当店は過去より、
オールホーンスピーカー+デジタルアンプ+スイッチング電源+デジタル音源の装置に
こだわり続けて参りました。
過去栄光の名機である、
アナログ音源や真空管アンプや大口径ユニットのスピーカーは、
情緒的な人を感激させる音色をかもし出してくれます。
当店の装置には情緒的とは言えなくなってしまいましたが、
音楽の情緒は、演奏家や作曲家にゆだねるとして、
装置は録音された音の情報を素のまま出してみたいのが狙いです。
冷やかし歓迎でいつでも試聴お待ちしております。
先掲載で使用装置の流れ図を出しましたので、
今回はスピーカー部の個別説明をささていただきます。
高音部より順に・・・・
ゴトウユニット SG-16BL

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本来は16TTであったモデルをベリリウムダイヤフラムに変更したタイプ
カタログに無いモデルです。
16mmの振動板、
メーカーでは現行では2番目に小さいリングアルニコマグネットですが、
一般量産メーカーと比較しますとかなり巨大な磁石です。
当店オリジナルのアルミスタンドに乗せております。
振動板の振動がこれによって、他の部品(または元の振動板)に出てきた振動を放出させます。
5000Hz以上の帯域を受け持ちます。
この周波数は、超高音域を受け持つのですが、
実際には高い音の楽器よりバスドラムやウッドベースの音の輪郭に影響あります。
低音楽器の存在感を受け持ちます。
ゴトウユニット SG-370BL+S-600

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本来は370TTであったモデルをベリリウムダイヤフラムに変更したタイプ
カタログに無いモデルです。
37mmの振動板、
1000Hzから5000Hzの帯域を受け持ちます。
ホーンはカットオフ600Hzの円形ストレートホーンです。
アルミ絞りのきれいなカーブを持つホーンです。
16同様にアルミスタンド使用してます。
3000Hzの上下の周波数は、音の定位の音です。
ここがステレオ感や楽器の遠近感を発します。
ユニット位置のセッティングはこのユニットが一番神経質です。
5ウエイのシステムでも雰囲気はこのユニットのみが鳴っている様に感じます。
ゴトウユニット SG-505+S-175

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ここは軍資金の関係でチタンダイヤフラムです。
555のショートスロートにしたBタイプホーン用のモデル
55mmの振動板、
200Hzから1000Hzの帯域を受け持ちます。
ホーンはカットオフ175Hzの円形ストレートホーンです。
アルミスロートに鉄板12角形のフレアーです。
このホーンからかなり巨大で長い形となります。
約80cm径で長さ約1.3m程となります。
100Hzから1000Hzの帯域周波数は、基音の密集地帯です。
この朝顔ホーンは中音基音の約70%を放射します。
この周波数が極めて音楽の音を決定づけますので、
スピーカーを組む場合には最高クオリティのユニットを使いたい部分です。
ダイヤトーン PW-125+コニカルウッドホーン

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三菱の有名なスピーカーシステムの2S-305に搭載させれてましたウーファー
30cm巨大なアルニコマグネットです。
現在ゴトウユニットの30cmウーファーの資金不足で
代打として使用してます。
裸の音圧96dBですのでまあまあのレベルです。
若干フレームが薄いのと、コーンのすり鉢が浅めな事除けばかなりの及第点。
コニカルウッドホーンは内寸約w110×h90です奥行は約90ですが
元々は38cmの為に作りましたので、30cm用に奥行25cmのスロート足しました。
コンパネは黄色塗装済の物採用し
砂利でデッドニングされてますので、たたいた感触はコンクリート1歩手前位の感じです。
60Hzから200Hzの帯域を受け持ちます。
マグネット部のロックは御影石です。
60Hzから200Hzの帯域周波数は、上記の中音基音の100から200Hzの
1オクターブ分が使われます。
ここの部分に本来はクロスオーバーを取りたくないのですが、
505と極力近い音色にするために38cmから30cmに切り替えました。
100Hz以下はここから本当の意味での低音となります。
カットオフを落とすためには巨大な開口部と長さが必要ですが、
妥協案としてカットオフ以下まで音が発生できるカーブを持たないコニカルカーブにしました。
コニカルホーンはその分高音特性があまり良くありませんが、
200Hz以上使わないのでさほど害はでません。
エミネンスデルタプロ 18A+コニカルウッドホーン

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オーディオマニアとしては聞きなれないブランドですがPA用のユニットです。
46cmウーファーです。
安価で小さいフェライトマグネットですが、
コーンは楽器用の為にオーバーストロークさせないために硬いエッジで支持されてます。
そのおかげでフロントホーンに取り付けには良好です。
ウッドホーンは1つの開口ですがユニットはステレオ結線されてます。
開口約w155cm×h約180cmですdはのど元まで約130cmです。
元々は60cmウーファーを入れてましたが、急きょプラン変更で46cm用に改造しました。
完成品を徐々に改造したのでつぎはぎだらけですが、
何とか音道とサイズを確保しました。
マグネットロックも一部御影石で無理やり絞めてます。
60Hz以下Hzの帯域周波数は、ほとんど音が発生しなくなります。
楽器としては大太鼓やパイプオルガンの音位でしょうか?
ここの音は止まっている時間の方が長いです。風圧のみ出てきます。
しかし不思議とここが音がしっかりすると、
高音の楽器まで音色が変わります、チャラチャラやザラザラ音が、
芯のある音色と変わります。
コンサートのステージから客席までの音到達時間まで表現しだします。
つまり1音には基音の後に倍音が発生しますので、
高い方に2倍4倍8倍の周波数にはねていきますが、
実際は低音倍音というのがあり
1/2や1/4や1/8と低い周波数にも微量ではありますがはねていきます。
この音を100Hz以上の高い周波数に音波の波面を混ざるため音色が変わるわけです。
ただし波長がとても長い周波数なので、
スピーカーより離れて聞いた方が効果が増してきます。
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妥協部分は多々ありますが、なんとかオールホーン化して
各ユニットが音色が似てきましたので
大きい音はもちろんですが、
これほどの大型システムでも小音量再生時もさほど問題なくなりました。
前記いたしました当店のデモ装置の一覧です

スピーカーユニットは、そこそこの高額ではございますが、
その他はさほど高額品ではないため、
マルチアンプシステムは、
高いハードルではないのが特徴です。
低音ホーンやスタンド類は極力自作に頼った為
時間はかかりましたが、
以外にも安価でできております。
残るグレードアップは、
自作部の音に関係する、小さな部分のみとなりました。
お好きなCDソフトをご持参で試聴いらっしゃってください。
46cmのホーンはほぼ完成しました。
あと残す課題の1つは30cmのホーンです。
元々38cmを無理やりにバッフル絞り板のみ当てて
使っていたのですが、
ホーンのど元の絞りからホーンフレアーに滑り込みが悪い状態でした。
そこでスロート部作成いたしました。

パッと見はわかりにくいですが、
約25cmの音道がのばされました。

恒例の黄色コンパネの塗装部内側にて
現在のホーンのフレアー角度よりギリギリで並行角度にするために
長さ約25cmとなりました。

これだけが突出した分となります。
コニカル型のホーンなので、音のロード長は極めて重要ではないですが、
長いかつ大きいほうが低音までカバーできます。
また1段折が入るため、いくらかのカーブホーンの特性も出せます。
ほぼ丁度位で
ゴトウユニットの505の振動板の面と同じです。
一番ネックであった
100-1000Hzの部分にクロスオーバーを作ってしまってますので、
200Hz以下の30cmウーファーは505の音色に似てきました。
オールホーンの短所のボーカルの大口感はかなり緩和しました。
また低音のボヨンボヨンもかなり低減いたしました。
大きな改造計画はほぼ終了に近づいて来ました。
明日定休日なので丁度木工ボンドも硬くなっているので、
木曜日最終調整に入ります。
試聴お待ちしております。

今回はデモ機を触っていなくて、ご無沙汰でしたので、
ある物の素材を有効利用して
大幅な改造いたしました。
上記写真の様に完成いたしました。
一番気になっていたのが、
センターのホーンは横の黄色ホーンと大きさがさほど変わらずで
長さも足りないとかんじてました。
中のユニットも50cmを外して、市販で手に入りやすい46cmに変更してありましたので、
のど元の絞りが不足しておりましたので
音が前に飛んできにくく、どうしてもボヨーンと最低周波数がたるみありました。
各ユニットの音色もあまり似ていないのも不満です。
まずは、低音ホーンを場所移動せずに最大の開口面積をかせぎ出すため、
延長させました。
これで安易ではありますが、ホーン長が少し長くなることと、
開口面積が約2倍位にひろがりました。
このついでにあまりの材料で横の30cm用のホーンも
出口が約60度位なので低音ホーンの開口は最後は90度以上が理想なので
小さなウイングを足して120度位の開きになおしました。
すると、黄色コンパネの色合いで
木口も補強かねて足しつけました。
下の音のすくいあげ用コンクリート板も黄色に塗装し
音の反射率アップさせてあります。
これで30cm低音ホーンもわずかではありますが開口面積アップとホーン長の
延長に仮想的にできました。

いかにも自作ぽさが取れたような錯覚いたします。
さてここまでやったからには、作成のついでです。
低音ホーンののど元の加工も行ってしまいました。

このホーンの取り付けにスロートのごとくついていた部分ですが
まず上下に並行面が存在します。
バックロードホーンではないので、ここに定在波が発生しますので、
並行面の排除と兼用で茶色部のホーンの音道に連結させて
いかにも直線ホーンの形に近づける工夫しました。

この過程においてコーンが丸々むき出しだった所を、
絞りを少し加えて、横のホーンと同じように、左右大き目で上下浅くの
かぶりをかけて平衡面がなくなるギリギリの採寸にて板をとめました。
ちなみにこの黄色塗装のコンパネですが、
ホームセンターなら大抵売っておりますし、安価です。
黄色というのはちょっと派手ですが、
塗装面がものすごく硬くてスベスベですので、
ウッドホーンの音色の様になりにくくて音響的にgoodです
(今回約5000円位の材料代)

コンパネは12mm厚なのでうすいです。
どうしても揺れがでます。
補強は必要です。

今回の付けたし部は赤の部分です。
マグネットロックは少し前に行っていたのですが、
これも合板でなく御影石やアルミを併用させたいところです。
接着材がまだ固まってませんが、明日からならばっちり試聴可能です。
現在の所でも
低音ホーンがほかのユニットと音が非常に近くなり
ボウボウ感がかなり低減できて、風圧感も直線的に飛んで参ります。
また能率も上がったので、左右に離れ気味であるドライバーユニット部で
いかにも右左となった感じがセンターに音像が集まりやすくなりました。
ダイナミックレンジも向上して
低音が無い時はより静かになっております。
是非試聴のソフト御持参にて聴きにいらっしゃってください。
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