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5月度のUSED品セールは

USED品10万円以上の設定価格の品10%引き

5月1日-5月31日の期間限定です。

ご利用是非おまちしております。

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また5月から新定休日スケジュールです。
ご来店お間違えないようにご注意お願い申し上げます。
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5月度の新定休日予定

当店5月より新定休日のスケジュールとなります。

第1水曜日は営業日です。

第3木曜日は営業日です。

*************************
第2以降の水曜日は定休日です。

第1木曜日は定休日です。

*********************
2014年5月の場合は、
1日(木)
14日(水)
21日(水)
28日(水)
が定休日です。

是非第1水曜日のご来店お待ちしております。
5gatuyasumi.jpg

ハセヒロ工業バックロードホーンその2

前回ハセヒロ工業様のバックロードホーンに、AudioNirvanaのユニットを入れた製品のご紹介をいたしました。

現在ハセヒロ工業様の試聴室でお聞きになることも可能ですので、ご興味のある方はお尋ねください。

http://www.hasehiro.co.jp/jyonnobi/jyonnobi.html



さて今回は、ハセヒロ工業様のバックロードホーンキットをお求めいただいたお客様から画像を送っていただきましたのでご紹介したいと思います。


lcao1.jpg

こちらのエンクロージャーはハセヒロ工業様のMM-191Tという最大サイズのエンクロージャーです。

0mmm-191ta.jpg

はじめは安価に始めるつもりでフォステクスのユニットを入れていたそうですが、聴いていてかなりの部分に物足りなさを感じたとのことで、ユニットの変更を希望されました。


お客様にお話を聞いたところ、フォステクスでもボーカルなどであればある程度良い音で聴けていたものの、クラッシックなどの編成の大きいやつを聴いていると、各パートが団子状態で不鮮明に感じ、ジャズなどもハジケル感じも乏しいという事でした。


ガツンとした力強さや鮮やかな鳴りっぷりというのであれば、AudioNirvanaもお勧めのユニットですが、聴き方によってはやや大味気味な感じにも聞こえる面もあり、より繊細で緻密な音と、朗々とした表現力を求めたいという、かなり難しい要求です。


このような方向性を持つユニットにはローサーなどもございますが、やや神経質で値段もサイズを考えるとかなりの高額です。


そこでそのような方向性を同じとしながらも、より自然で表現力豊かなユニットとしてL-Cao FA8 Alnicoをお勧めしたのです。

lcaofa8bg.jpg

黄色みがかったベージュ色の振動板は、和紙のように紙の繊維がよくわかるような表情をしています。


前にもこのユニットに関してご紹介しましたけど、音を大きく左右する振動板の基本設計はダイヤトーンのP610があったそうで、独自の緩いコーンカーブや振動板の剛性バランスを再現するため、あえて振動板は手漉きのハンドメイドで作られるそうです。


P610のアキレス腱ともいえるエッジ部分はフィックスドエッジに変えられ、そのエッジ部分も一体で形成されていますが、振動板の動きを妨げないように厚みを薄く整形されていることからも、かなり研究に力の入ったユニットです。


さらにP610の優れた音質を超えるため、鉄板プレスのフレームも剛性を高めるアルミキャスト製となり、磁気回路もより強力なAlnicoマグネットへと変更されています。


実際L-Caoのユニットを小さなバッフル版で試聴された方々も、その表現力の高さに一同驚くほどで、その見た目の奇抜さとは裏腹に、しっとりとした表現から切れ味鋭い音色まで再現できる優秀なユニットです。



話がかなり脱線してしまいましたが、お客様のシステムに話を戻しましょう。


普段聞かないときは振動板保護のため、ちょうど良い大きさの保護ネットを被せています。

lcao4.jpg

konpo.jpg

今まではサンスイのアンプで駆動していたようですが、最近はスペシャルチューンを施されたSTERO誌の付録の小型ラックスデジタルアンプで聴いているそうです。

lxa-ot3.jpg

これはオーナー様から頂いたコメントですが、

「本題の音の方ですが、相変わらず(前のユニットFE208も)ボーカルが良いです。多分、エンクロージャーに由るところが大きいの思いますが、さすがのL-cao、前のと比較にならない位声の艶があります。音の解像度も非常にあり、低音から高音までバランスがとれていて、何所かが協調し過ぎたりはしていなく、それでいてアルニコらしく押して出てくる音になっています。
オーディオ素人の私の耳による主観ですが、文章にするとこんなところでしょうか」

とかなり満足されている様子です。


高額なオーディオ機器を揃えたハイエンドマニアの方から見れば恥ずかしいと、このオーナー様は仰っておりますけど、ハセヒロ工業のバックロードホーンとL-Caoの組み合わせはある意味最強で、抜群の音を楽しめると話していました。

世の中には高額なスピーカーや有名なスピーカーの名機は数多くあるものの、そのような他の物には全く目移りすらしないと、このオーナー様が話しているように、相当気に入っていただいております。


L-Caoという優秀なユニット単体では片手落ちですが、ハセヒロ工業の優れた設計のバックロードホーンとの組み合わせで、メーカーの既製品では達成が困難な、非常にレベルの高い音楽表現が手に入れられるというのも、半自作だからこそなのかもしれません。


私もこれにショートホーンを付けたらどうなるか、試してみたい衝動に駆られています。


と今回はここまで。


次回また楽しいお話をしたいと思います。


ステレオサウンド191号の当店広告

毎回恒例ですが
ステレオサウンド誌の191号の当店広告の原稿です

sutesan191.jpg

大きな変化はありませんが、

定休日の変更が記載されております。

前記しましたリボントゥイーターも価格が決定しております、
ペア98000円です。

P1000146.jpg


宜しくお問い合わせお待ちしております。

ハセヒロ工業バックロードホーン

さて今回はハセヒロ工業様から、視聴室の画像を送っていただきましたのでご紹介いたします。


IMG_9702_20140413175633ae1.jpg

IMG_0046.jpg


エンクロージャーはハセヒロ工業最大サイズのMM-191Tに、Audio Nirvana 'Super 8 Cast Frameを搭載した姿です。

0mmm-191ta.jpg

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通常一般的なバックロードホーンのエンクロジャーは、バックキャビティーが非常に狭いため、大型で奥行きのあるアルニコマグネットを搭載したユニットの場合、マグネットの逃げをくり貫いて作ったり、またバックロードの音道で増幅される独特な低域の質感の影響から、バックロードホーン向きとされるユニットの仕様が望まれることが多いものです。

そのため一般的に人気の高いフォステクスのユニットやエンクロージャーの組み合わせ、自作派に絶大な人気の長岡式などのバックロードホーンが一般的ですが、やはり使用されるユニットとしては、フォステクスのユニットなどが非常に多いものです。

もちろんその他の一般的ユニットでもバックロードホーンに組み込むことは可能ですが、振動系が重く、小型でコンパクトな密閉箱でも、量感豊かな低域を出すユニットの場合、バックロードホーンとの相性は良くなく、ボォワァンボォワァンと音楽を聴く以前の話にさえなりかねません。

その点ハセヒロ工業のエンクロージャーは、一般的なバスレフや密閉箱に入れて鳴らすユニットとの相性も良く、バックロードホーンとは思えない自然な音質を楽しむことができます。


ただそのような寛容な性格とはいえ、小型エンクロージャー向きの振動系の重めなユニットは相性がいいわけではありませんので、口径の割に大型のエンクロージャーで朗々と鳴らすような軽量振動系のユニットの方が相性が良いいようです。



さて話は戻りますが、ハセヒロ工業のエンクロージャーと、Audio Nirvanaのユニットは相性がいいようです。

IMG_4135.jpg

強力な低域と切れ味の良い中高域の織り成すサウンドはご機嫌で、各音のエッジがしっかりと立ち、緻密な表現も得意とするものです。


画像のユニットはAudio Nirvana 'Super 8 Cast Frameでマグネットの奥行きが薄いタイプですが、コンパクトなマグネットのネオジウムマグネットモデルはもちろん、マグネット奥行のあるアルニコマグネットモデルも搭載できます。

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バックロードホーンの音といえば、ドッカーン!ガッツゥーン!という音ばかりが強調されてしまうのも珍しくなく、もう音楽を聴くより音を楽しむためのシステムというのも多くありますけど、ハセヒロ工業のバックロードホーンは、音楽を楽しむためのバックロードホーンともいえます。

IMG_5904.jpg

もちろんユニットの良し悪しに大きく左右されるのは言うまでもございませんが、自作して出来上がるだけで満足してしまう世界よりも、楽しく音楽を聴くために自作するというのも楽しいものです。


ということで今回はここまで。


また次回楽しいお話をしたいと思います。


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