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バックロードホーンの調整方法

バックロードホーンのボックスに
任意のユニットを取り付けした場合ですが、
取り付けユニットに合わせた設計のバックロードホーンボックスなら問題はほぼないのですが、
ボックスとユニットが別途に選定してしまった場合は、
低音の量が増えすぎて、ブカブカ感の音質になってしまう事あります。
その場合は箱またはユニットを選びなおすのもいいのですが、
簡単な調整方法が有ります。

BKR.jpg
一般的なバックロードホーンの内部構造です。
(画像はネットより頂きました)
タンノイオートグラフの様な左右に音出口が設けている物もありますが、
基本構造は同じで
bkl.jpg
このユニット後部の出る逆位相の音を利用し、ホーンを付けて前から出る音より低い音を出すという考えです。

ホーンなので、入口と出口の断面積と長さによりホーンの性能が変わるのです。
また、ホーンは音を一回圧縮して圧力をかけてからホーンの入口に音を入れます。

下スケッチの赤い部分のホーン入口断面積を減らしたり、
圧縮前の容積を減らすと簡単にホーンの特製を変更できます。
簡単な物ですと吸音材を入れる方法がありますが、後ろからの音が小さくなってしまうと困る場合は
ちょっとキツメに発泡スチロール板をカッターで切り取って中に入れてしまう方法もあります。

どのくらいが適当なのか数回テストしないと解りにくいので、
ユニット上向き状態に箱を寝かせて、ネジを締めないでユニット仮セット状態で、
内部の詰め具合見ながら試してみるといいです。
完全固定して箱を立てると特性は変わりますが、おおよそはわかりますよ。

バックロードホーンは低音部を受け持ちますので、
本来はカットオフが0Hzとなる無限の長さの物を使いたいのですが、
現実としてはできませんので、
可能な限り長くて出口断面積を増やしたい所です。

こんな方法もあります。
bke.jpg
バックロード開口部分を延長してあげますと長さと開口断面積が増やせます。
硬いつるつるの床の方は床の板も仮想的なホーンの一部として使えます。

是非バックロードホーンユーザー様は調整をお試ししてみてください。
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