前に作っておいたウッドホーン20cm用を,ニセゴトウシステムに38cmのフロントホーンボックスの代わりに付けてみました。


このウッドホーンの場合約1.5m位の長さなので、250Hz以下だとと役不足でありますが、ユニットのつながりチェックには十分です。
JBL4560ボックスの前に無理やり設置したため、朝顔S175のまん前にユニット部来てしまうのですが、これを横に逃がすと今度はホーン開口部が障害物に当たってしまうので、妥協の末どちらともいえない位置に設置です。
つないだ瞬間に、あれま!です。??
音圧レベルが想定していたより低くチャンデバ側を上の帯域を鳴らす3ユニットを思い切り絞るようです。
それでもなんとかバランスを出すと、今度はもこもこ音です。
困ったものですが、しばらくするとユニットがなじんで来たのか、エージング進み出して約1時間でほぼ38cmに近い音圧に変って参りました。
なんとかホーンシステムらしい、パンパン感が出てきました。
オーケストラを再生した場合は、ホーン独自のフワーと出る臨場感と、さらに髪の毛をさりげなく揺らす低音であります。
これでほぼ成功かと思いきや、先日記載しましたホーンカットオフの関係で、とある低音周波数からストーンと音が消えてしまいます。
いかにコニカル(円錐)ホーンとしても、根本的にサイズが小さいと低音は出にくいですね。
高音域の余韻はほぼOKですが、低音域の余韻がさびしいです。
原因としてホーン長と開口面積が足りないのは元々解ってましたので、臨時でベニア板で強制延長かけましたところ、かなり低音残響が感じます。
これはこれでまあまあの点数でしょうか?
音像定位はもうむちゃくちゃですが、20cmユニットのレスポンスとホーンの鮮やかさは捨てがたいです。
と、いうことは、低音ホーン作成の意義はどうやらありそうな気配です。
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