蓄音機は78回転で高速回転するので、一般的にspレコードとよばれてますが、再生時間が短いのと、モノラルになるわけですが、実は意外と音楽などの情報量が多いのが魅力です。
この秘密はダイレクトカッティングだからです。
再生のために電気を通さない音は、ある意味一般的なオーディオよりシンプルで、固有のキャラクターが付きにくい面で見ると理想な部分あります。




イギリスEMGのオーバーサイズホーンという珍品中の珍品です。
モーターのみ電動で、ガラードの初期ユニットです。
サウンドボックスもアーム部もチョット見かけないモデルです。
今回サボテン針(ソーン針)にて試聴させていただきました。
隣の部屋からなら、人の気配まで再生されます。

この部屋はちょっとしたホールの設計で、EMGえお使うためにわざわざ作ったので、これも装置の一つなのです。
また他にオーディオ機器もございますが、これまた絶版品です、
テレフンケンのモニタースピーカーで1品特注物です。



金網ネットで上が大きくなっており、下の方に後ろからパワーアンプが入れるラックになってます。
過去にいろいろ見ましたがテレフンケンのこの形状は1品物だけにお初です。


プリ以外は全部真空管です。


これも絶版品のテレフンケンのフィールドユニットです。
平面バッフルが一番良かったそうです。


レコードも大量ですが、これまた絶版品で1枚で数10万クラスです。
とてつも無い財産です。
ちょっとジャンルはちがいますが、音楽再生ということでは同じなのですが、たまにリフレッシュに聴いてみますとオーディオもやり直さねば・・・って思います。
やはり録音と再生のシンプルさが、驚くほどのリアルさを持ってしまうのでしょう。
再生周波数レンジも狭く、ダイナミックレンジも非常に狭いのですが、このような音を聞いてると、オーディオ装置全般や、録音のミキシングなどで相当おいしい音がかき消されているのかもしれないと感じますね。
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