昨日まではマクソニック(MAXONIC)L401A<38ウーファー><文字クリックで見れます>をJBL4560のボックスの後面開放していたのですが、数日前に入荷しましたアルテック(ALTEC)515C<38ウーファー>
<文字クリックで見れます>に取り替えました。


基本的にはマクソニックはアルテックのコピーモデルですので、見た目は前だけですと全く変わりません。
マクソニック(MAXONIC)L401Aはコーンが交換済みで、サランネットの無いボックスで使用すると、ちょっともったいない感じもありました。

後から見ますとちょっとマクソニックと違います。
マグネット部分はL401Aより1-2cm奥行きが長く、重量もありますので、取り付けは大変です。
さてさて、聴いてみます。
アルテック515Cは、多分しばらく使用されてなかったようです。
中古とはいえ、約20-30分はエージング必要です。
ちなみにスピーカーユニットですが、昨日まで仮に使っていた場合でも、ボックスやホーンを取替えますと、エージングが進み始めます。
初めて使われる外部環境なので、アンプさえもお初な音出しな訳です。
こなれて来ましたら、思った通りで音圧レベルがマクソニックより高めです。
チャンデバのボリュームは、本来ウーファーレベルだけ下げてしまいたい所なのですが、実は反対に上げて使う結果となりました。
マグネットが強力になると、コーンの制動が強くかかってきます。
そのためにユニットの能率が上がり音圧上がるのと同時に、音のキレも上がり、かつオーバーストロークする超低音の音が入っても、すっと0地点に帰ってきてくれますので、上のホーンの音色に似てきます。
結果音量上げてもOKなのです。
中々良い音になりました。
ちなみにこの結果は、マクソニックL401Aがアルテック515Cに負けているという訳ではありません。
これがマクソニックのL402であれば、意外と似たような傾向を示したかもしれません。
マクソニックはまずコーンが新しいので、まだなじんでいないのと、最低周波数の低さと空気感は、515Cより優れてます。
ただ個人的好みと上の帯域を受け持つ3点が大型ホーンドライバーなので、相対的に低音が欲張れないので、結果として515Cに軍配が上がっただけですの。
もっと上のユニット選び直せば、その時は多分マクソニックの勝ちでしょう。
515Cは能率も高く初期初動も優れたユニットですが、うまくクロスさせないとネガな面も出やすいユニットですので、416などに比べると使いこなしが難しいユニットです。
まだ鳴らしはじめということもありますが、ユニットを変えるとまた一からやり直しというのも、オーディオの楽しみのひとつでもありますね。
最終的には、全ユニット横から並べますと、
ツイーター+ミッドハイはしょうがないとして、
朝顔とウーファーの位置関係は悪すぎます。
強烈にウーファー音が先に到達してきてます。
朝顔部が引っ込んでしまっております。
ウーファーの箱ごとバックさせたい所です。
しかしまだ505TTが修理上がってきてませんので、搭載し終えた時の音色が楽しみであります。
多くのオーディオマニアの方が長年に渡り同じユニットでチューニングを繰り返すように、使いこなしていく過程で様々な音へと変貌するのも楽しいものです。
時にはユニットの入れ替えもまた新たな音楽の世界へと足を踏み入れられますので、皆様のシステムも、時には新たなユニットへと交換していくのも楽しいと思いますよ。
スポンサーサイト