サムライジャパン様の一押しのオーディオニルバーナーの
20cmユニットが
当店にも到着いたしました。
カタログ写真でデフォルメしている様に見えた巨大アルニコマグネットとは
如何に?で注文ちゅうちょしてましたが、
現物みてしまったら、しびれるようなとてつも無い巨大磁石に圧倒です。

聴く前から別格と思わせる感じです。
この手のユニットでは、イギリスのラウザー(ローサー)社の巨大アルニコを思い出します。
多分PM2に相当する(もしかしたらPM4相当?)マグネットクラスです。
マグネットカバーもシルバーの美しいメッキ、
よだれ出るユニットです。

フルレンジなのでダブルコーンです。
コーラル社やフォステクス社のコーンを黒くした感じの紙質です。
センターイコライザーも銅の削りだしです。
エッジダンパーはややですが、やわらかめですので、ストロークのストレスは少なそうです。
一旦裸特性聞いてみます。
中々です。
キレはラウザー級で、パリンとした音色です。
エージングなしでこれほど抜ける音色は珍しいですよ。
さてさて、当店はこのような組成のユニットは、ボックス入れるのはとてももったいない・・・
と決め付けてから、事進めます。
ゴトウホーンに目一杯エネルギーいれましたので、
お休み状態の、前に作っておいたウッドホーンは丁度20cm用です。

エッジぶつかるので、当店技術部長は早速スペーサー作成していただけました。

ネジしてませんが、このホーンの良いところは、
ユニット上にポンと置いただけで、簡易テストできます。

ヤマハのプリメインで早速テストです。
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どうしましょ?
ゴトウシステムの38cmショートホーンにつけたアルテック515Cはまるで子供です。
ズボンの裾が揺れるエネルギーは約3倍でしょうか?
低音はさほど出ませんが、38cmよりエネルギーは大きいですぞこれは!
恐ろしいユニットです。
エージングもしてないし、ネジも止めてない、
デジタルパワーアンプも使ってません。
困りました。
4ウエイホーンシステムを乗り越えられてしまいました。
音量下げても音色全く変わりません。
ウッドホーンがもろ負けしていて、そこそこのなき止めしないとならない位です。
フルレンジの点音源でボーカルやギターもバッチリです。
とんでもない物が来てしまった様です。
今後課題としてですが、
マグネット素材はカバー上のシールとほぼ同直径の物がフレームまでズドンと来てますが、
カバーがよく振動しておりますので、
マグネット固定板は必修のようです。
折り曲げホーンのせいでもあるのですが、
約3000Hz位からダブルコーンのせいか、音色が荒れだします。
ツイーターの追加が有ったら良いかと思われます。
さらに後日につめて見たいかと思います。
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