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マクソニック

みなさんお元気でしょうか?


さて今回はオーディオ専門店らしく、オーディオブランドの話でもしたいと思います。



という事で今回ご紹介するのはマクソニックというスピーカーブランドです。


といっても話は長くなりますので、数回に分けての話となります。


マクソニックダブルシステム



このブランドはオーディオを趣味として長期にわたりされている方にとっては懐かしい名前でもありますが、JBLやタンノイ、アルテックなどの海外ブランドではなく、国内メーカーのブランドになります。


国内といえばTADといういう大御所もございますし、それを使用し世界的に有名なスタジオモニターのレイオーディオなんていう別格のもございますね。


また超激烈マニアの中で伝説的なゴトウユニット、ロクハンに代表されるスタジオモニターの名機を生み出したダイヤトーン、ブックシェルフスピーカーとして人気のNS1000のヤマハ、自作派に支持の高いフォステクスや古い所でコーラル、今でこそ元気がない国内メーカーにも、かつては名機が揃っていましたね。


でもそんな中でマクソニックというブランドは、ただのオーディオ好きでは馴染みもなく、かなりのマニアでないとその存在に気が付く事もない比較的マイナーよりなブランドです。



しかしこのマクソニックをご存知の方なら周知の事ですが、かつてこのブランドは隠れた名機といわれ、その奏でる音は多くの方を魅了してきたのも事実です。

しかし当時マクソニックの柱である小林社長は、航空機史上最悪の大惨事である日航機事故の犠牲となり、その後この世界からマクソニックのブランドが消えていました。


そのような事もあり、マクソニック製品に関しては現在でもプレミアム性が非常に高く、また市場に出回る数も極端に少ないため、中古市場でも高額で取引されてきました。


でも近年ご存知の方も多くいらっしゃるかもしれませんが、基本コンセプトを同じくして、現代の生産技術によりマクソニックブランドが復活いたしました。


ただかつて存在していた評価の高かったホーンや、2インチドライバーのラインナップがないのはちょっと寂しいですね。




さてマクソニック製品の大きな特徴に一つに、励磁システムという特殊な磁気回路を持つユニットがあげられます。


一般的にユニットは、永久磁石の磁気回路へ電気信号を送り、そのとき発生する振動で音を出します。


そしてこの磁気回路の良し悪しで音も大きく違い、現在でも同製品であってもアルニコ磁石の磁気回路を持つユニットの方が評価が高いのもこのような理由の一つになるでしょう。


しかしこの磁気回路ですが、永久磁石を使用している以上どうしてもその限界があります。


そこで永久磁石の代わりに電磁石(励磁)システムが生まれたわけですが、この技術自体別に真新しいものではなく、ウエスタンなどの大昔のスピーカー時代から存在していたものです。


ただ一般的なスピーカーとは違い音を出すためには電源も別に必要なわけで、使い勝手はけして良い訳でもなく、またその後の磁気回路の性能向上もあり、今では殆ど見かけないものとなりました。

また電源を新たに必要とするスピーカーなんて、昨今のエコブームに真っ向から対立してしまいますね。




と話は逸れてしまいましたが、この励磁システムの磁気回路は、使い方によってはやはりすごい面もたくさんあるのも事実です。


それは電源電圧を変化させることにより、そのユニット事態のキャラクターを変化させる事が出来る事でしょうか。


その為様々な音の好みの方にも対応させる事も可能で、そのような意味ではすごいユニットになります。


しかも永久磁石の限界を超えた磁気特性にすることも可能で、新たな領域での再生も可能になるのです。



よく街の中で見かける若いお兄ちゃんの乗るワゴン車から、ブォ~ンブォ~ンとブーミーな低音を響かせているのを聞いたことがあると思います。


もちろんセッティングという問題もありますが、あれなどに入っているウーハーを見てみると、いかにも振動系が重そうなウーハーが殆どで、しかもその磁気回路ときたらトゥイーター用なの?と思える貧弱な事も珍しくありません。


とりあえず重い振動系のために低音の量を感じさせる音は出ますけど、低音の音色も質感もそんなものがどうしたといわんばかりに、とても不明瞭な低音を出しますね。


これを表現するなら積載量を遥かに超えた不安定な重いトラックで走るようなものかもしれません。


ハンドルを切っても直ぐに曲がらず、ブレーキをかけても直ぐには止まれず、挙句の果てにはコントロールをう失って・・・


こんな感じでしょうか。



そこへいくとマクソニックの励磁システムのユニットの音は、電圧を上げるとまるでF1マシンのように感じます。

マクソニック励磁ウーハー



ただ今度はそのハイパフォーマンスゆえのネガな部分も出やすいのも事実です。


これは初心者のドライバーがF1マシンを走らせる事に似ているのかもしれません。


そのような意味ではある程度使いこなしの出来る超上級者向けとなるため、その点では誰にでも気軽にお勧めできるような製品ではないのです。


そのような気難しさもある意味超人気ブランドとなり得ない部分でもあったかもしれませんね。


ただそれらを使いこなせる方々にとって、マクソニックの励磁システムのユニットは、手に入れたら二度と手放せなくなる魅力もあるのです。



とマクソニックについて書き綴ってきましたが、まだまだ話が尽きないのでこの話の続きはまた次回にお話したいと思います。

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