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輸入業務の裏話

今まで取り扱っているスピーカーユニットの話ばかりでしたので、今回はちょっとオーディオの話から逸れて、輸出入に関して少しお話をしたいと思います。



以前とは違い今は低価格の製品がとても身近になりました。


テレビやビデオDVDなど、一般的な家電製品の価格が大幅に安くなり、手に入れる私たち消費者側にとってはとてはとても歓迎される話です。


これらの原因の多くは、日本国内で生産されていた時より海外で低コストで生産できるだけでなく、より多くの製品が市場に出せるようになったというのもあるでしょう。


基本的に需要と供給が市場の価格を決めますので、供給が少ない需要の高いものほど高額になるという理屈はみなさんよく理解されていると思います。


たとえば鉱石や穀物や石油などのように世界規模で需要が大きいものは、商品先物取引という市場で価格が決められます。


これは各国の為替の変動や世界情勢、また需給バランスによって世界的規模の価格が決まります。


そのため国内生産の野菜などのように、急激な価格変動が大きくありません。


つまり商品先物市場が価格を安定させるために機能しているのです。



しかし先ほど話したように、家電製品などはこのようなシステムで価格が決められているのではありませんので、メーカーは市場拡大と称して大量に製品を作り、多く作れば作るほど、需給バランスから価格は一方的にどんどん下落するのです。


オーディオ製品の中でもデジタル関連機器などは、一部家電製品と共通の部分がありますので、ここの世界も大きく価格の下落が起きています。


たとえばデジタルアンプなどそのコンパクトな見た目とは裏腹に、性能的にハイスペックでありながら低価格で手に入れられるというのもそのような理由からです。



さて話は変わりますが、海外から製品を輸入すると、輸入する製品によって決められた関税がかかります。

FedEx 関税請求書

この関税の一番の目的は、国内生産業者の保護というものです。

つまり関税をかけることによって、海外からの不当に安い製品の流入を防ぎ、国内生産者を守るためです。


当事者である生産者にとってはとてもありがたい保護政策でもありますが、部外者である消費者の立場からすれば以外と厄介なものです。


たとえば海外から革靴を輸入したとしましょう。

画像 043

画像 051

詳しい話は省きますが、革靴の場合1足あたり最低でも4.800円の関税がかけられるシステムです。


しかし、靴の量販店やスーパーの店頭に並べられている革靴の中には、4.800円より安く売られているものもありますね。


実はここにカラクリがあって、その業界の関係者が輸入する場合はこの関税が大幅に免除されます。


しかも業界には殆ど新規参入が困難であるため、個人が海外で安くて素敵な革靴を見かけて購入しても、国内に入ってきたとたん容赦なくこの関税がかかります。



しかし海外からの製品の輸入で大きなものといえば、やはり輸送コストというものがあります。


国内の宅配便の利用ですら1.000円や2.000円なんて直ぐにかかりますので、当然遠く離れた海外からの輸送コストは高くつきます。


これは国際宅配便の場合ですが、主な国際間の輸送に航空機が使われるため、サイズよりも重量によってそのコストが嵩みます。

そのため重量の重いものほど送料が大幅に高くなってしまうのです。



このような場合船便での発送であればサイズでその送料が決められますので、コンテナに詰め込めるだけ詰め込んでも、一つのコンテナの送料は紙一枚だけ入れたとしても同じです。

それなら船で送ればいいかと考えるのですが、ただし船での運搬になるため日数もかかりますし、実は国内に入ってから別に面倒な通関業務や国内輸送などの費用も発生しますので、船賃よりも遥かに高い国内諸費用が発生してしまいます。


そのような意味では、船による輸入は大量に製品を輸入するような時は有効で、小さなものを個人で手に入れる場合は、よほどの重量物で無い限り割に合わないのです。


私もコンテナ混載便で海外から何度も製品を輸入しましたが、私のような小規模の輸入の場合、その大半は全数検査をされます。

その時梱包のためねじが外され別の袋に入れられたりしていると、それに関して記述が無いなどといわれ、新しい書類を提出するまで保税倉庫で足止めなんてこともあります。


これが大手商社やメーカーさんのコンテナの場合、荷揚げされても中の確認作業をする事はまれで、基本的に待っているトラックにそのまま載せられて運ばれていきます。


本来なら全数検査が基本の話なのですが、税関職員の数も限られているし、それに大手相手に何らかのトラブルを避けたいという本音もあるのかどうかは分かりませんが、個人での輸入は意外と余計な事が発生し易いものです。



さてつまらない話ばかりしてしまいましたが、私が紹介しているスピーカーなどは、今市場に多く出回っている数千円で買える安価な物が殆どありません。


実はいままでの話の内容のため、安価なものを単品で輸入する場合、現地での商品価格よりも送料や関税などの諸費用が大きく上回ることも珍しくないため、お客さんにこれ良いですよと安易に勧められないという事情もあります。

低価格製品などは大手さんが大量にコンテナで輸入しているのでしょうし、とにかく安いものを探したいというのであれば、そのような製品を売っている国内業者さんはたくさんいます。


だからあえてそのような製品の場合、国内で流通している物を手に入れられる方がお勧めです。


私のところもまだまだご紹介している製品は少ないのですが、海外にはとても魅力的な製品も多くあり、為替の変動や送料や関税などに気を使わないで済む様に、これからも様々なオーディオ製品などをご紹介していきたいと思います。

Supravox 215-2000 EXC

onyx.png


皆様にご紹介する以上に、自分がほしい物がたくさんありすぎてしまうのですけどね。

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