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マクソニックその2

今回もマクソニックについてお話します。


先代オーナー時代からのエレックスをよくご存知の方にとって、マクソニックというブランドはそれほど馴染みの深いブランドではありませんでした。


昔からエレックスをご存知の方にとっては、どちらかといえばエレックスはホーンシステム主体のお店というイメージの方も多いはずです。


さて私自身はマクソニックを所有していた事はありませんが、エレックスにお世話になる以前から、マクソニックは比較的身近な存在でもありました。


というのも、私がこの業界にどっぷりと浸かるきっかけを作った悪しき先輩が、実は旧マクソニックを鳴らしていたのです。


当然部屋に遊びに行く度聞かされていたわけで、そのような意味では意外と身近だったのかもしれませんね。




さて前回のマクソニックのお話でもあったように、励磁システムのユニットとしてのイメージが強いメーカーでした。


晩年の旧マクソニックの製品で、トゥイーター、2インチドライバー、1インチドライバーは励磁システムの磁気回路を持ち、またウーハーもL403は励磁システムの磁気回路でした。


しかしこのウーハーのラインナップだけはアルニコ磁気回路のユニットも当時存在していたのです。


当初マクソニックのウーハーの振動版はアルテックと同じメーカー製でしたが、後期モデルでは国内の振動版へマイナーチェンジされています。


実はこの前期型と後期型の場合、動的インピーダンスも異なり、また当然音色も違うのです。


その為同じユニットでシステムを組む場合、前期型か後期型ではネットワークの切り方も大きく異なるのです。


また当然といえば当然ですが、どうメーカーの振動版を持つ前期型の音色は、アルテックそのものとさえいえるほど似ています。


そのため口の悪い人からは「アルテックの物まねだぁ」といわれる事もありました。


その頃のウーハーのラインナップを見てみると、アルテックの416に相当するL401があり、強力な磁気回路を持たせたアルテックの515に相当するL402がありました。


そして励磁システムのL403があったのです。



実際同一条件で各ユニットを比較した事はありませんが、それぞれ416や515に似た傾向のユニットだったと記憶しています。


ただアルテックに比較すれば、それぞれ初期応答がややソフトな感じもします。


さすがにL403にいたっては、比較できないレベルにはなるのですけどね。



そういえば旧マクソニックが消える以前、様々な試作機が作られていたのです。



その中で唯一画像を紹介できるのがこれです。


マクソニック試作ウーハー


これは後期型の国内製の振動板の仕様で、通称お化けユニットとも呼ばれる事もありました。


これのいったい何がお化けかといえば、その磁気回路がお化けのように巨大だったからです。


詳しいデーターは持ち合わせていませんが、磁束密度こそL403ほどではありませんが、たしか総磁束ではL403を上回るといわれ、実際鳴らしている音も聴いた事があります。


スピード感ではやはりL403の方が上に感じましたが、力感や力強さを感じさせるユニットで。その領域ではL403とはかなり印象が異なりましたね。


イメージとしては515などの芯を太くした感じでしょうか。


そして当時の試作機の中に、L403と同じ励磁システムの磁気回路を持ち、振動板のエッジのみフィックスドエッジのユニットもありました。


こちらはこれが15インチの音なのかという圧倒的スピード感を感じさせる音でしたが、使いこなしとしてはかなり難しそうで、大容量のマルチダクトやバックロードホーンなどに合いそうなユニットでしたね。


動的インピーダンスはよくわかりませんが、教科書通りにネットワークを組んでも、たぶんまともに繋げるのは難しそうでした。


もちろんこれらはカタログに載ることもないまま、その後マクソニックというブランドは消滅してしまいましたね。



という事で、旧マクソニックのウーハに関してはこの辺りにしておきます。


古い方ならそれ以前のお話もよくご存知なのでしょうが、私の場合晩年の旧マクソニックしか知らないので、ご存知の方がいたらコメントいただけると嬉しいです。


それではこの話の続きは次回に。



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