高級アンプブランドといえば、まずマッキントッシュを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
マッキントッシュといっても、ジョブズさんのアップルコンピューターの話ではありませんよ。
たまにオーディオマニアの方々のおふざけ用語で、マルキントッシュやマンキントッシュなんて呼ぶ人いますが・・・
さてマッキントッシュといえば、グラスパネルの特徴を持つ、その個性溢れる外観上のゴージャスかつカッコよいアンプですね。
この特徴のあるデザインやルックスにあやかって作られたモノマネのアンプも多いくらいですから、そのデザイン性にも魅力があるのでしょう。
さてマッキントッシュのタイトルの品番の意味を、意外と知らない方もいます。(そう思っているのは私だけ?)
プリアンプの品番の場合・・・
C8、C20前期、C20後期、C11、C22、C28、C29、C32、、C33、C34V・・・・
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といった機器がございますが、Cはコントロールの意かと思います。(たぶん)

マッキントッシュC29コントロールアンプ
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高級アンプのイメージとして、この顔つきに憧れた方も多いのではないでしょか。
しかし番号に何の意味が隠されているのか不明ですが、おおよそ古いタイプほど数字が若い番号の様です。
ただC20の後にC11が出てますので100%そうとうは言い切れませんが??
電源を入れてランプをつけると文字が浮き出ますので、これがまた見た目的に非常にかっこいいわけで、ついついこれにKOされ衝動買いされてしまう方もいるようです。
マッキントッシュのプリアンプの面白いところが、C32-C34Vまでのプリアンプにはミニパワーアンプを搭載しているので、単体でプリメインアンプとしても使えます。
次はパワーアンプの品番です。
MC240、MC275、MC30、MC2500、MC7300、MC500・・・
沢山出てますが、この表示はプリとは違いとても分かりやすいのです。

マッキントッシュMC7270パワーアンプ
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マッキントッシュMC7270パワーアンプ
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マッキントッシュMC7270パワーアンプ

マッキントッシュMC275およびMC40パワーアンプ
MCはパワーアンプ頭番号で、番号はその出力を表すW数を表します。
例1・・MC2255・・2チャンネルの255W
例2・・MC240・・2チャンネルの40W
例3・・MC60・・モノパワーの60W
となる訳です。
このマッキントッシュのパワーアンプの表示は、真空管パワーアンプもトランジスタパワーアンプも基本的に共通です。
ちなみにプロ機種はMIシリーズで、MI75というMC75を業務パネルを使ったタイプがありました。
しかしそんなマッキントッシュでもたまに例外タイプあります。
例4・・MC7300・・2チャンネルの300W
多分重複品名が出てしまう(MC2300等)ので、2を止めて7を使ったと思います。
例5・・MC500・・2チャンネルの500W
なんで2や7が消えたのでしょうか?ステレオ表示がわからなくなりました。
例6・・MC2505・・2チャンネルの50W
これも謎です。MC250でいいのでは?
例7・・MC2002・・2チャンネルの200W
これも謎です。
マッキントッシュのパワーアンプは、トランジスタアンプであっても、真空管アンプ特有の出力トランス(アウトプットトランス)を積んでます。
もちろん無いタイプもあるのですが、このトランスがマッキントッシュパワーアンプの最大の特徴で、真空管アンプとトランジスタアンプの掛け合わせなのです。
そのためスピーカーユニットのインピーダンスに合わせて対応が利くトランジスターアンプとは違い、スピーカーのインピーダンスに合わせて接続が必要という、ある意味真空管アンプマニアにとって当たり前の儀式があるのです。
マッキントッシュの音といえば、風格のあるゴリッとした分厚いサウンドですが、その音の特徴はこのためなのでしょうか。
また掛け合わせ的なハイブリッドアンプ(真空管とトランジスタのどちらかを初段のみに採用させてます)としては、カウンターポイント社のアンプなども有名ですね。
さらに話を進めれば、真空管アンプでもアウトプットトランス乗せてないパワーアンプに、OTLアンプというのがございます。
これらはフッターマンやマックトン、SDサウンドが有名です。
そのためなのでしょうか、音色はややトランジスタアンプに似てます。
話題がそれてしまったので話をマッキンに戻します。
マッキントッシュのプリメインアンプは、名称にMAが頭につきます。
MA6200などがそうです。
チューナーはMRとなり、MRシリーズでMR71が有名ですね。
変り種でチューナー付プリアンプでMX110なんて機種もございます。
CDはMCDでMCD7000,MCD7007等。
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スピーカーはXRTとなりMがつかないです。
メーカーの品名を調べてみると、意外と面白いものですね。
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