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アナログプレーヤー2 DD

今回はアナログプレーヤーのフォノモーターパート2です

アナログプレーヤーの駆動方式でダイレクトドライブについてお話します。

この形式は読んで字の如しで、モーターのシャフトがターンテーブルと直結して回転させるものです。



長所はなんといってもメンテナンスフリーで、主だった消耗パーツありませんので、ある意味使いぱっなしokです。

そのためプレーヤーのセッティングも水平を取るだけでいいのです。

しかも構造上メカ部小さくなるため、トーンアーム取り付けポイントも増やし易いですのも特徴です。



そんな便利でお手軽な面がある一方、短所としてはモーターが滑らかに回転しないという事です。

通常モーターというのは滑らかに回転していると思われるのですが、中身は磁石とコイルの組み合わせのため、手でモーターを回したことがある方なら、ゴリゴリと回転するのをご存知の方もいるでしょう。

4極の場合は90度ごとにコッキングして回転するモーターの性質上で、ターンテーブルの回転がスムーズではありません。

しかもその振動干渉を緩和するためのベルトやアイドラーが無いため、モーターが発する振動やコッキングがもろにターンテーブルへ伝わってしまい易く、結果としてレコード盤に伝わり、それをカートリッジが拾ってしまい易いために音がにごり易いのです。


そのためコッキング振動の解消のために慣性質量の大きい重量ターンテーブル採用することで、フライホイール効果出すタイプ多いです。


ダイレクトドライブのターンテーブルの場合、このターンテーブルの大きさや重量が、その再生音に大きく作用してしまうのです。



またモーターがターンテーブルセンターの真下に来ますので、レコードの内周再生時に磁石発電のカートリッジの針圧が狂いやすく、発電電圧に悪影響が微小に発生すると言われてます。


ただ各メーカーさんもそれをうまく解消したモデル開発してます。


そこでダイレクトドライブ(DD)プレーヤーの4大の名機の国産モデルご紹介いたします。

デノン

dp3000

デノン(デンオン)のDP-3000
文字クリックで詳細みられます

ほかにそっくりのデザインのままで、DP-1000、DP-1500、DP-6000等に始まり、 DP-75、DP-80・・・などの2桁機番のまでずーと作られました。


多分日本一沢山あるプレーヤーなのでしょうか。

当店ですら売るほど沢山あります。(失礼!元々から売り物でした)



特徴としてはターンテーブル下にカセットデッキの磁気ヘッドが付いていて、
ターンテーブル内周にある磁気テープを検知して回転制御します。

たまたま当店の在庫に

dn307f

デノン(デンオン)DN-307F
文字クリックで詳細みられます


こんなでかいプレーヤー来てます。

構造は上記モデルと同じで業務用のDN-307Fという機種です。

放送局等のコンソール型です。

同社の名機のカートリッジにデンオンのDL-103を搭載させます。



テクニクス

sp10

テクニクスSP10mk2
文字クリックで詳細みられます

テクニクスSP10mk2です。


このテクニクスのシリーズはSP10
、SP10mk2、SP10mk3まで続きました。
文字クリックで詳細みられます


超ハイトルクモーターが売りで、スイッチオンであっと言う間に定回転数でます。

またこの機種のリーズナブルモデルのSL-1200シリーズはDJ派向きで、 若手に楽器屋さんで現在も大量に販売されてます。



いよいよDDの超高級品パイオニア

p3

エクスクルシーブP3
文字クリックで詳細みられます

パイオニアから高級ブランドのエクスクルシーブのグレードで出されたP3です。

エクスクルーシブといえば、TADのユニットを使用したモニタースピーカーなども有名でしたね。

この後エクスクルーシブP3aがバージョンアップ機として出ました。

オイルダンプアームとガラスで静電気のないダストカバーが特徴で、 ボディサイズも非常に大きく、豪華な美しいプレーヤーです。

音質はオイルダンプのアームの影響なのか、比較的とげのない音になり、ややおとなしい印象があります。

このあたりはダイレクト感が乏しいと感じるマニアもいるようで、そのあたりの使いこなしができるといいのかもしれませんね。

しかしその豪華作りとルックスは非常に魅力的で、一時はプレミヤ価格で取引されるなど、USED品といえど定価より高かったほどです。




ヤマハ

gt2000l

さてキングオブダイレクトプレーヤー?としては、ヤマハのGTシリーズです。

写真はヤマハGT-2000Lです、GT-2000の木目タイプです。
GT-2000の黒タイプは、複刻判出るほどの超人気モデルでした。


このヤマハのGTシリーズですが、GT-750、GT-1000、GT-2000、GT-2000L、GT-2000X とシリーズ化され、どれもUSEDが出ると引っ張りだこです。


ヤマハのGTシリーズには様々なチューニングやセッティングのためのオプションも生まれ、大型のキャビネットをさらに重量級にするアンカーブロックなんていうのもあり、またオプションストレートアームや、スタビライザー、砲金製ターンテーブル、安定化電源等は、 今でも探しているマニア沢山おります。

この中でも一番人気のヤマハGT2000シリーズは、感度の非常に高いトーンアームと、直径の大きなターンテーブルで慣性モーメント上げて、キャビネット本体も非常に重厚なつくりが特徴で、ダイレクトドライブプレーヤーとしてはその癖を感じさせない名機の一つです。


ただアーム類の取り付けベースが専用の形状であるため、一般的な汎用トーンアームへ交換という事が容易に出来ないのは残念な所ですね。


そういえばヤマハはカートリッジもMC100という、繊細で力強く、しかも反応がとても良いMCカートリッジも出していましたね。


しかしその実力を持ちながらも、時代の流れのため短命に終わってしまったようです。


そういえ私をこの業界に引き込んだ悪しき先輩も、ヤマハGT2000を使用していましたね。


ただトーンアームはオプションの中でも非常に珍しいピュアストレートアームを載せていました。


このアームは元々江川三郎氏が考案した形式を元に、オーディオメーカーとしてはヤマハだけが製品化した特殊なトーンアームです。


しかもそんな貴重なトーンアームを悪しき先輩はさらに改造されていて、常識人には考えられない発想で使用していました。


もし先輩から画像を送ってもらえたなら何れ紹介しますね。




又面白い機種思い出しましたら掲載いたします。
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