ゴトウシステムともう一つのオールホーンシステムの詳しい内容をご説明させていただきます。

3ウエイのオールホーンです。
価格も頑張ってリーズナブルにすることと、
小スペースでも可能になるよう考案いたしました。

現在当店ではこのように延長ホーンが取り付けさせているのでちょっと大きくなっております。
実際は

このように壁に押し付けて壁2面と床の合わせて3面が延長ホーンとして使っていただけます。
実際の所要スペースは横奥行が40cm位のスピーカーボックスと同じ位の床を開けてくださればokです。
各部ユニットは

デイトンの20cmフルレンジ
ダブルコーンを持っているため高音は割とでます。
強力なネオジウムマグネット搭載してます。
フルレンジ20cmに最適の周波数の
100-1000hzはクロスオーバーなくつかえますので、
大型のゴトウユニットシステムより有利な面があります。
ホーン部

のど元はこのように絞ってますが、能率が高くなるためにもっと狭くしたいところですが、
他のユニットに変更する汎用性を高めるために、あえてこの大きさにしました。
20cmですとそこそこの高い周波数も再生かのうですが、
分割振動の荒れた音色を消すために高音が減衰する折り曲げホーンにしてます。
これによって、高音のクロスオーバーのカットは不要となります。

12mm厚のカラマツ合板ですので、かなりの鳴きがあります。
この音を好む場合は別ですが、下を重くする事と兼用で、デッドニングに砂利が入れられる穴もつけてます。
ユニットに被る小箱は、背面音が前にあまり到達しないための理由でもありますが、
本来の目的はユニットの磁石部を絞めるマグネットロックの為についてます。
高音部


クラシックプロのホーン+ドライバー
PYL PROのホーントゥイーター
小型ですがなかなかの音色です。
各コンデンサー1個の6dBネットワークでつないでます。
1000Hzと10000Hz位の所でクロスオーバーしております。
丁度ユニットのマグネットロックのボックスの天板に乗せると丁度良い高さです。
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このシステムの特徴は、
急にオールホーンに乗り換えるには、ボックス型の低音になじみがある方でも、
ウッドホーンのほんのり箱らしさの音色が残るので、抵抗なく導入できるかと思います。
また中音域の主音部の所にクロスオーバーを持たないので、
あらゆる音楽ジャンルに適応でき、
あえて大音量にしなくても低音と中音と高音の音量差が発生しにくいです。
音のマス(ユニット位置のバラツキ)も小さくまとまるので、
オールホーンシステムにありがちな、巨大楽器の定位感はございません。
パイプオルガンの低音や、大太鼓級の音源以外なら割とこなせます。
安価にするために塗装などは行ってませんので、お好みでライトチューンアップしてください。
また将来に軍資金やスペースが取れる様になりましたら
ユニットのグレードアップや追加スーパーウーファーを追加したり
マルチアンプ駆動にトライして発展させることも可能です。
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