元々は

お店に持ち込まれた時はこんな状態です。
ご覧のようにスピーカーキャビネットの木目の外観は、日焼けやシミやオイル切れてカサカサの感想肌状態です。
これではご老人の肌のようです。

まずはじめに思い切り絞った水雑巾でごしごし拭きあげます。
日焼けの段差の色部の境界線は特に入念に。

かけて白くなった部分や日焼けシミは100円ショップの木目傷消しペンで色入れて、指で伸ばします。

さて次は全体の着色です。
オイルステインという名称でホームセンターで800円くらいで売ってますが、ポイントは1段薄めの色使います。
オイルステインは本来白木の木目を着色するためのものですので、そのまま同色を使用してしまうとかなり濃くなりますので、場合によっては少し勧めてティッシュペーパーなどに染ませて塗りこみます。
ただこの液は肌に付くと数日落ちませんので、薄手のゴム手袋やビニール袋でティッシュ掴んで作業すると手も汚れません。
もちろん刷毛塗りでもかまいません。

オイルステインの着色終わったら少し乾かして(すぐ乾きます)からぶきです。
色むらなどが出ているようならら、もう一度オイルステインを塗ります。
次がポイントでキンチョーサッサなどの黄色でやわらかい面を使い、またゴシゴシとすりつけます。
こうしておくとカビの防止になりますよ。
ただしこの方法はキャビネットの表面がつき板仕上げの木目のある製品にのみ有効なため、カラーシート仕上げのキャビネットの場合はこの手法は使えません。
最後にユニットの固定ネジの頭が茶色くさびてますと、常に目にする部分のためいかにも古いイメージに見えてしまいますね。

こんな時は簡単に黒の油性マジックで染めます。
ご覧のように綺麗になりました。

もちろんキャビネットからユニットを取り外し、フルレストアすれば古びたスピーカーも新品同然に。
外へ出て歩き回るにはちょっと厳しい季節になってきましたので、そんな時愛用のスピーカーの外観乗リフレッシュをしてみてはいかがでしょうか?
聞こえてくる音もなぜか生き生きと聞こえてくるものです。
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