ユニットは
フォステクスFW800の80cm特大ウーファーユニットです。
まだ、現行に機種です。
こちらをマウントさせるキャビネットですが、
発注者様はゴトウユニットオールホーンシステムですので、
音色を合わせるために
ボックス型ではなくフロントショートカットホーンという形にて
作成いたしました。

画像では大きさが感じにくいですが、
大体のサイズはアルテック社のA5のホーンまで含めた面積の開口面積です。
巨大になりますので、相当のショートカットとなります。
ただ40cmウーファーの4倍の面積ですので、同音量で同周波数にて換算すると、
1/4の振幅で可能となりますので
約1オークターブ<1/2の周波数>までいとも簡単に出せるため、
ホーンの能率アップはそれほど不要となるはずです。
そのためホーンのど元の絞り率はさほど不要となりますが、
横開き角度と最大横幅の関係で予定より絞りを強くしましたが、
これが良でした。
材質は合板ですので、音の反射率が悪いために
表面はポリの厚手の板にて突板の代わりに化粧させてます。

側面と上下は2枚重ねで空洞がもうけてあるため好みに応じ、砂利等でデッドニングできます。

後面は解放でウーファーのコーンのストロークがロングストロークもスムーズになるようにしましたが、
マグネットロックの板が80cm用なので巨大となるため、空気抜きホールをつけました。
今回から行ったマグネット固定方法ですが、
今まで2本のボルトでロックしてましたが、
スピーカーは円型なので、最低3本以上が揺れを、固定しやすいようですので
4本でロックいたしました。
仮組チェックでは、60Hzのハイカットで聞いてみました。
予定よりかなりホーン効率が出ていましたので<絞りが強かったから>
チャンデバで音量を下げる必要があります。
この周波数ですと、パイプオルガン位の大型楽器でなければ基音は発生はめったにしませんが、
バイオリン<約200-2000Hz>の基音でも効果絶大です。
フォルテシモ時に空気の流動感が出てまいります。
大がかりでそれ相応の費用はでますが、
優秀な38cmウーファーをwユニットで設計作成するよりも
ある意味安価で簡単にできます。
納品終わった再にいかような結果が出るか楽しみです。
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