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Author:オーディオエレックス
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悪しき先輩に騙されて?

ここしばらくオーディオ製品などのご紹介をしてまいりましたが、当の本人のことをあまり語らなかったので、今回はなぜ私がエレックスというお店をやっているのかについてお話したいと思います。


旧エレックス時代からのお馴染みの常連さんにとっては、先代オーナーの福田氏の下で働いている、なんともへんてこなオタクキャラの従業員だったのはご存知の通りです。


それもいつの間にか居ついてしまい、先代オーナーが亡くなられてからエレックスを引き継いだのは、常連さん達の憩いの場を無くしたくないという思いからでもありました。



さてなぜ私がエレックスへ居ついてしまったのかといえば、実はそのきっかけを作った悪しき先輩がいたのです。


大学に入学して私は趣味のひとつでもあったバイク関連のクラブへ入部しました。


バイク関連といっても、モトクロスやロードレースを行うという意味で、サークル同好会的なものではなく、れっきとしたバリバリの体育会だったのです。


そんなバリバリの体育会系に入部してはじめは戸惑いを感じましたが、なぜか部員は同級生をはじめ、先輩方も非情に個性が強く面白い方ばかりだったのです。


そんな中3つ上のちょっと風変わりな先輩がいました。


その先輩はとにかくバイクに熱中していたそうで、やがてサーキットまで走り込みに出かけるほどバイク一辺倒だったそうです。


しかし2年生の時にセンターラインを越えた対向車にぶつけられ、生死をさ迷う瀕死の重傷を負ったらしく、私が出会った頃はまだ多少足が悪かったようです。


一年以上に渡りの長期入院生活やリハビリなどで、大学の方もダブりにダブり、同じ授業を受けることもよくありました。


そんな事もあってなのでしょうか、他の先輩方よりもとても付き合いやすい面もあったのです。


それで頻繁にその先輩の部屋へ遊びにでかけたのです。


いつもその先輩の部屋には、同級生の先輩方や先輩の後輩など、様々な人が集まっていました。


その悪しき先輩は、大怪我のためしばらくバイクは休業しなければならず、その代わりの趣味として入院中にオーディオに関心を寄せたそうです。


しかしそこからその先輩の暴走がはじまり、先輩の部屋はオーディオ装置のための部屋へと変貌し、わずか2畳のスペースが生活空間にするほどの熱狂振りでした。


様々なテストやセッティングなど、学業そっちのけでオーディオに没頭していたのです。


そんな悪しき先輩ですが、旧エレックスにもよく顔を出す方で、先代の福田氏とも結構気が合う所もあったようです。



さてそんな悪しき先輩は、当然のごとくオーディオに狂いまくっていましたので、結局8年かけて卒業となるのです。


当然まじめな?私は4年で無事卒業でき、悪しき先輩より一足先に期待の新人?として地元企業へ就職し、社会へ踏み出したのです。



・・・・でも何かが違う?


社会に出てみたものの、何かピンとこないものを感じました。


結局その違和感に馴染めず、結局私は期待の新人という座からドロップアウトしたのです。


そこで思い出したように先輩の部屋に遊びに来てしまいました。


そんな悪しき先輩もどうにか卒業もできるメドが立ったようで、地元の企業に就職が決まったそうでした。


しかしその悪しき先輩は、先代の福田氏から

「お前みたいなのはまともな社会人になれない!うちで働け!」

と何度も誘われていたようです。


そんな所へひょっこりと遊びに来た私に。

「良いバイとあるからやらない?」

と悪しき先輩はエレックスのバイトに誘ったのです。


元々先輩達とエレックスには出かけていたのでぜんぜん知らない所ではありません。


それなら安心と快くバイトを引き受けたのです。


元々はその悪しき先輩が、自分の代わりに私をエレックスへ押し付けたような話なのですが、結局の所この世界に足を踏み入れたがゆえに足を洗えなくなってしまったのです。


多くのお客さん達との交流から多くのことを学ばせていただき、また多くの刺激を受ける事が楽しくて仕方が無いのです。


元々オーディオ自体は好きなジャンルでしたが、まさかそれが仕事となるとは夢にも思えなかったのです。


でも今は断言できます。


多くのお客さんが満足そうな笑顔を浮かべるのを見るたび、この仕事を得られた事へ感謝の気持ちでいっぱいです。


そのような意味では悪しき先輩に騙されたのではなく、チャンスを与えてもらったのかもしれません。



こんな変な私ですが、どうか皆様ご贔屓にお願いいたします。


と私事を書き綴ってしまい、皆様の大切な時間をつぶさせてしまったので、近いうちに旧エレックス時代のヒストリーをご紹介いたします。

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