もうかれこれ約28年ほど経ったでしょうか、オリジナルホーンシステムの遍歴です。

こちらが第1号のスーパーミッドシステムです。
マンタレーホーンをモデルにしたホーンに、ユニットはテクニクス20F10を搭載してます。
上にテクニクスのホーン+ドライバーとエール音響のスーパートゥイーター乗せてます。
コンセプトはCDをよりよくならせて、6畳でも設置できるオールホーンタイプです。

そして2段重ねになりました。
下のシステムは、スーパーミッドLです。
ユニットにテクニクス30L100(30cm)のウーファー追加しました。
このとき上のスーパーミッドはスーパーミッドFという名称なり
、ユニットはアルテック409Eの同軸です。
この状態でも3ウエイとなりますので、ホーンドライバーも不要です。
デッドニングはピッチ+砂で固めてます。

更にローエンドの再生拡大を求めて、追加ホーンでスーパーミッドSLです。
46cmまたは38cm専用の大型ホーンです。
この3ホーンセットの場合は、各ユニットはネットワークやチャンネルディバイダーで切りますが、
上下ユニット口径差は1.5倍差位が丁度良いとされてます。
20-30-46cmとそのルールでセットアップいたしました。
ついでにエール音響ホーンツイーター乗ってますから、最終的には総計5ウエイです。
それでも位相がぴったり合わせることも出来、振動板位置が同じ位に設置可能です。

その後ですが、30cmのスーパーミッドLを飛ばし、スーパーミッドSLに良質の38cm搭載させ4ウエイ可しました。

スーパーミッドAL
これはスーパーミッドLをオールアルミ鋳物に変えた物です。
ここよりオールアルミシステムに移行してまいりました。

スーパーミッドALスリムスペシャル
こちらもオールアルミ砂型鋳物製です。
その原型は

スーパー610 です。
トールボーイですが、箱システムではございません。
ダイヤトーンP610を4発取り付けてますが、内部は空洞で上下開放なので、音響管風の後面開放と同じ原理です。
その構造を若干アレンジして上下開放部に向かって少し開きを設けてあるために¥バックロードに近い構成です。
いずれにしましても当店スピーカーでは、一度もボックスシステムは作りませんでした。
ホーンまたは平面バッフルが好ましいということで作成されてました。
又各システムは数回にわたるユニット部の変更で、バージョンがとても沢山ございます。
今も現役でお使いいただいてますユーザーの皆様、誠に有難うございます。
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