人間はもちろん動物の一種ですが、あたりまえですが左右に耳があるわけです。
人間は鳥や木の上のリスと違い、基本的に平面(地面)の動物なので、あまり上下の危険に対してはサーチが不要なのではないかと思います。
だから左右の耳に対して、横の音源の表現にシビアなのでステレオになったのでは・・・・?
と思ってます。
逆に考えますと上下の音源移動には鈍感なので、スピーカーユニット配置は、縦1列にセットされているようです。
さて音楽を聴く行為は人は、
●右脳
図形や映像の認識、空間認識、イメージの記憶、直感・ひらめき、全体的な情報処理などを受け持っています。
絵を描いたり、楽器を演奏したりするのは右脳の働きです。
右脳は、イメージ脳、感覚脳、アナログ脳などと呼ばれることがあります。
そのためデザインや音楽などの芸術的な活動や、アイデア・ひらめきなどを必要とする企画の仕事、学問的な研究や技術の開発等・・・
と、とある文献ありまたので、音楽は右脳で楽しむようです。
ところが、オーディオの場合は、音源位置や位相差や高音低音バランスについてはどうも左脳が関係していそうです。
●左脳
左脳は、言語の認識と言語的推理、計算と数理的推理、論理的思考などを受け持っています。
読む、書く、話す、計算するなどの行為は左脳の役割になるわけです。
そのため、左脳は言語脳、論理脳、デジタル脳などと呼ばれることがあります。
人間の知性の源・・・・
となってますが、これが左脳が働く様です。
ですので音楽スピーカーで聞くと<<疲れた>>って事が、計算した後のような現象がでるのでは無いでしょうか?
高音と低音のバランスの違いについては、人は敏感にサーチできて独自に調整をすぐ取れるのですが、位相や音源位置のズレについては意外と鈍感なので、そのまま聴いていると<<疲れた>>となるそうです。
そこで過去のオーディオの研究者たちが編み出した、その解決策の一つとして、
同軸スピーカーなる物が生まれたみたいです。
では実物を御紹介いたします。

アルテック(ALTEC)620A Monitor
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タンノイ(TANNOY)HPD315A
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上記2点はウーファーのマグネットの中央貫通型で、ホーンドライバーを搭載したモデルの代表です。
おまけですが

アルパイン(ALPINE)STR-172A×3
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ツイーターはコーンの前に取り付けたタイプです。
スペース制約の制限が多いカーオーディオのスピーカなどに多いタイプですね。
ただ同軸のデメリットとしては、ウーファーのコーンがホーンなどのユニットにかぶるので、どうしてもトゥイーターを小さくしなければならないのです。
その妥協案としてバーチカルツイン(仮想同軸配置)というレイアウトも生み出されました。
これはパイオニア(TAD)のユニットで組上げた、世界のキノシタモニターといわれるレイオーディオ社のバーチカルツインが有名な代表作ですね。
短所は上のウーファーと下のウーファーの設置位置が同一にできない面がありますが、比較的指向性の影響を受け難い低音域のことでもあり、スピーカーのすぐ目の前で聞くことがなければ、一般的にはすこし離れた所で聞くので音源も混ざり合うため問題もなく、聴感上の音像定位は同軸にそっくりです。

JBLM9500
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パイオニア(PIONEER)S-55T
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S-99Tkai.jpg)
パイオニア(PIONEER)S-99T改
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ほかにも沢山バーチカルツインタイプが発売されてます。
私個人的には、Wウーファーならこれの音色が一番好きです。
形もおしゃれですしね。
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