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ゴトウユニットのスーパートゥイーター

先ほどのブログで当店デモ機のチューンにスーパーツイーター加えた事お知らせいたしましたが、ここで高級スーパートゥイーターの役割とは何かについて少々コメントを書いてみようと思います。

goto_sg-16tt[1]

ゴトウユニットSG-16TT
文字クリックで詳細見られます

時々こんなご質問を頂戴します。
<<ゴトウのスーパーツイーター追加で、現在の手持ちスピーカーのグレードアップ可能でしょうか?>>

答えはもちろんです。

(クロスオーバー周波数 5000Hz以上 )が推奨ですので、音楽信号の中枢部分は100-1000Hzに集中していますので、根本的なスピーカーの音色を変えるという意味では全くといってよいほど効果ございません。

また人の耳感度は10000Hz位から極度に低下いたしますし、また周波数が高くなればなるほどエネルギーも小さくなりますので、ウーファーやスコーカーの様に音量上をげてもガンガン聞こえないはずです。

しかしこの超高音域の音は楽器の倍音成分の大切な部分をかもし出します。

仮にもし耳が悪い人と仮定して、10000Hzから上が全く聞こえなかったとしましょう。

しかし音は鼓膜のみで感じている訳ではないのです。

体感音(低音の風圧等)もそうですが、現実世界の音にいろんな成分が入っているため、超高音をなんかしら体に受けているため、難聴の方でも違う音が感じるのです。

もちろんスーパーツイーターの下に取り付くユニットにもよりますが、もし高級ツイーターとユニットがマッチしたならば、それは不思議と低音の楽器の輪郭やアタック音の感触が変化して、高音が増えたと言うよりむしろ高音のうるさい音色が減少したとさえ感じるはずです。
(逆に高音が増したような雰囲気なら調整不足なのです)

それがベースの音がキリッとした切れを感じるようになったり、楽器の配置関係がリアルになって感じてくるのです。


もちろんいきなり高額なツイーター購入に踏み切るのはリスクも伴いますが、ためしに安価なツイーター加えて実験をして、その効能を確かめるとよいでしょう。


安価なツイーターといっても、ホーン型、リボン方、ドーム型など様々な種類もありますし、それぞれに個性のある音を引き出せるユニットも数多く存在します。


もちろん既存のスピーカーシステムの高音域ユニットに対して、何の不満もないような場合はバランスを崩し易くなりますが、ただスピーカーシステムの音質の傾向や全体の雰囲気まで変化する事も多くありますので、好みの音へチューニングするという方向で考えるのも悪い話ではありません。

このときチャンネルディバイダーは超高音の場合メリットよりデメリットも大きくなるので、コンデンサーとアッテネーターのみの簡易ネットワークでも十分機能し、下のユニットはハイカット不要です。


これだとコストも掛からず、またクロスポイントなども探りを入れるのも容易ですので、手軽な手法でもあり十分効果的です。

スピーカーネットワークは自作
文字クリックで詳細見られます
こちらに記載されている内容は基本的なお話ですので、突き詰めた本格的なネットワークのお話ではありませんが、プラスツイーターを繋ぐのであれば十分な内容だと思います。


プラスツイーターなどをお考えの方は参考にしてみてください。


こんな方法もオーディオの楽しみの一つですね。

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